『クラッチロー:マルケス?あれは真似できない』
★3月15日カタールテスト2日目、カル・クラッチロー(ホンダLCR)は7位(+0.717)だった。なお、クラッチロー選手はヤマハ・ドゥカティを経て、今年は3メーカー目のホンダ機を使用している。
★クラッチロー選手が最終日となる3日目に、次のようにコメント。
「このマシンは(マルク)マルケスのために設計されたものだから…彼の乗り方に注意を払っていないとね。ただ、難しいっすけどね…それは(ダニ)ペドロサも同じでしょ。このマシンはマルケスの乗り方が最高だけど…スタイルを変えるって簡単な事じゃないし、ああ言う乗り方ができるライダーって、世界にそうそういないんじゃないんすか。」
【具体的に言うと?】
「僕らホンダ・ライダーはタイヤが新しいと有効活用できなくて…セパンテストでもそうだったんすよ。皆、この問題を抱えていて…ペドロサ然り…ただし、マルケスは例外なんすよ。マルケスはライディングスタイルが違っていて…フロントブレーキをかなり多用するんすよね。」
【カタールテスト2日目を終えての感想は?】
「実のところ、今回のテストには満足してませんよ。昨日はちょっとトラブっていて…丁度良いリズムを見出せなかった。テストしなければならない細かい箇所がどっさりあって…マシンに乗った時の感触が初日と違うんすよね…まぁ、改善していくことはできるけど。今日は本当はちょっとしたモディファイとロングランをするのにうってつけだったんすけど、無理でした。そのせいで、レース・ウィークエンドは何かと厄介になるだろうなぁ。」
【転倒したのもマズかった?】
「チームは良い仕事をしてくれてるし、出走する度にマシンへの知識も増していってるし…ただ、昨日、ちょっと肩を痛めてしまって。自分のミスなんすけどね。第2コーナーでのブレーキングが強すぎたもんだから、滑ってしまったんすよ。多分、今週末、あそこで10人は転倒してるんじゃないかなぁ。もったいな話でね…でも、甘んじて受け止めることにして、レース・ウィークエンドで前に進めていかないと。」
【マズい箇所とか、調整が必要な細部などは?】
「特に問題ないけど、ちょっとした細かな調整はありますね。コーナー進入では、昨日、マシンを曲がらせるのに苦労してね。リアのグリップもコントロールしづらいかな。レース距離に関しては問題ないけど、他のライバル達みたいなグリップが探り出せなくって…そう言う諸々のせいで、1周のパフォーマンスに支障が出てるんすよ。」
【セパンテストと比較しての感想は?】
「セパンの時も感触は似たり寄ったりだったけど…でも、自分たちの限界点についての情報は増えましたね。初日はかなり上手くいったけど(※7位)…2日目が散々でね。今日のセッションは改良のためにも必要だったんだけど(※3日目、雨天中止)…まぁ、皆、状況は一緒だから。」
(2015年03月16日『Gpone』記事参照)
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フレディ、ロッシ中心の時代の体制といっしょ
ホント昔からこの性質ってまるで変わってないなあ
これでもしマルケスが調子崩すか離脱したらまた低迷やで
正直学習能力ゼロ
ホンダは昔から新人発掘するのはスゲーうまいけど、依存しすぎるのが問題
中本さんの話だとマルケスとペドロサのシャーシは別物で
マルケスのは特殊だけどペドロサのはオーソドックスな作り
サテライトのシャーシは今年からその中間の特性にふるって言ってたけど
それでも中本さんがボスになって低迷してた800CC時代のシャーシメインの設計から
パワーありきの設計にふったからやっぱダニやミラー他のコメント見るに扱いにくいのかね