『2015ブルノこぼれ話』
★ニキ・ラウダ(F1の元チャンピオン、現在はメルセデスのチームマネージャー)がKTMに招待され、今回のブルノ戦を訪れ、特にヴァレンティーノ・ロッシのボックスに立ち寄っていた。
ラウダ氏はスタート前のグリッドで「1位はホルヘ・ロレンソ、2位は僕らのチャンピオン(※ロッシ)、3位はマルケス」と予想していたが、実際は2位と3位が入れ替わる結果となった。
ラウダ氏のコメント。
「2輪レースは実に魅力的で見応えがあるね…操縦が難しいことも分かるし、マシンを使って、いかに戦ってるのかが見て分かるからね。あいにく、F1の方は逆になってしまって。マシンは実に操縦しやすくなっていて、スリップの危険もないしね。」
★タイトル争いの行方について、アンドレア・ドヴィツィオーゾが次のようにコメントした。
「誰が勝つかなんて分からないですよね…でも、マルケスもタイトル争いに加わわれたらって願ってますよ。その価値は充分にあるでしょう…現在、ホンダ機はヤマハ機のレベルにないのに、なんとかマルケスがそれを取り繕ってるんだから。でも、厳しいでしょうねぇ…ロッシもロレンソもミスしないし、常に全力疾走だし。メンタル面が重要になってくるんじゃないかと思いますよ…ロレンソは驚異的に好調だけど、残りレース全てでそれをキープするのは難しいだろうから。」
★ブルノ決勝戦でローリス・バズが17位でゴールし、オープン・カテゴリーでの優勝を果たした。なお、バズ選手が所属するチーム・フォワードのジョヴァンニ・クーツァリは7月中旬、マネーロンダリング等の容疑で逮捕された。
★今のところ、チーム・フォワードは参戦が保証されているのはミザノGPまでで、なんとかシーズン末まで参戦を続けようと奔走している。
また、現在、モト2クラスにチームを参戦させているシト・ポンスはモトGP復帰を目指し、チーム・フォワードの2シートを狙っている。
★リン・ジャーヴィス氏(ヤマハファクトリー・マネージングディレクター)より、2016年に向けてのヤマハ・オープン機のオーダーが締め切られたことが明らかにされた。
今季、ヤマハ・オープン機で参戦しているチーム・フォワードは、ジョヴァンニ・クーツァリ代表の逮捕によりヤマハとの契約更改には至らず、また、他のチームからもオーダーはなかった。
来季参戦するヤマハ機はファクトリーチームの2機と、テック3チームの2機で合計4機のみとなる模様。
★モト3クラスの期待のルーキーことファビオ・クアルタラローが、今季の最強チーム『Leopard』と2016年に向けての契約を結んだ。
同選手はスペイン選手権時代から世界選手権デビューまで常にエミリオ・アルサモーラ氏(※マルケス兄弟のマネージャー)のチームで参戦してきたため、今回は驚きの移籍となった。
移籍の理由は、クアルタラロー選手がスペイン選手権時代に勝利に導いてもらっていたチーフメカニックが『Leopard』チームにいるため。
★モト3決勝レースの玉突き事故によりロレンツォ・ダッラ・ポルタ、アンドレア・ロカテッリ、ヒロキ・オノ、ガブリエル・ロドリーゴが転倒した。
なかでもロドリーゴ選手は一時的に意識を失い、緊急処置が施され、メディカルセンターでの検査後、ブルノ市内の病院へと搬送され、念のため、その夜は入院することとなった。
8月17日(月)、ロドリーゴ選手が自身のFacebookに次のようなメッセージを掲載した。
「やあ、みんな。まず第一に、応援してくれた皆さん、そして、モバイルクリニックの先生達に感謝します!
酷い転倒で…巻き込んでしまった他の選手のみんなに申し訳ないです。僕の方の検査は全て結果OKだったんですが、意識を失ったもんですからブルノの病院に一泊入院することになったんです。でも、シルヴァーストーン次戦にはもっと強くなって向かいますからね。」
(2015年08月17日『Motosprint』記事参照)
(2015年08月17日『Gpone』記事参照)
(2015年08月16日『Gpone』記事参照)
(2015年08月17日『Moto.it』記事参照)
(2015年08月17日『Omnicorse.it』記事参照)
【メルマガ号外 2015年08月22日 発行】
【2015年ブルノGP内輪話】
●ビーチサイドリーグ最新情報
・ブラッドリー・スミス、ステファン・ブラドル、ジョニー・エルナンデス、ヨハン・ザルコ、サム・ロウズ、ダニー・ケント等
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クアルタラーロがレオパードに移籍すると言う事は
尾野はシートを失う。と言う事なのかな・・・
ケントがステップアップするなら残留できるのか?
どうなんだろ・・・
確かバスケスが今年いっぱいでMoto3の年齢制限に引っ掛かって否が応でも他のクラスに行かなければいけなくなるのでそこに座るんじゃないですかね? まぁ尾野選手の契約がどうなっているかが分からないのでこのままシートを確保できる保証もないのが実情ですが……。
なるほど、バスケスが離れるんですね。
各クラスに1人は日本人が走ってほしいですね。
尾野はTV映像に写る位置で走る事ができてるから、藤井謙汰とか渡辺陽向といった最近参戦していた日本人の中では応援し甲斐が有るっていうか・・・
後半戦でブレイクして来季のシートを確保して欲しいです。
あとで調べてみたら、レオパルドには来年CEVから選手がひとり昇格してくるみたいで、ケントが移籍を蹴ったりして残留ってことになったらシート喪失ありうるかもしれないみたいです……。
ホンダチームアジアmoto3という噂も有るみたいですね。
中上の事もあって、あまり良いイメージないですが・・・
もしポンス氏がシート権取れたらバズは無理ですかね?てか、フォワードはもうGPクラスはきつそうですね。モト2だけになるのでしょうか?CWRの件での縮小も気になりますし