『ペトルッチ:表彰台の夢から覚めるのが怖かった』
★8月30日(日)、シルヴァーストンー決勝レースでダニーロ・ペトルッチがグリッド18位からスタートし、2位でゴールした。世界選手権キャリア初の表彰台。なお、今レースまでGP14.1機を使用し、ミザノ次戦からは改良版に乗る予定(※多分、GP14.2機)。
★ペトルッチ選手のコメント。
「最終コーナーでは大笑いしてしまって…汗びっしょりかいて、自分のベッドで目覚めるもんだとばかり思ってたもんですから。
正直なところ、ドライコンディションの時は良くなくて…予選では、どうすべきかがちょっと分かってきてたんですけどね。雨が降って、流れが変わってくれたらなぁと思っていて…この通り、まさにそうなってくれてねぇ!ただ、ここまで流れが変わるとは思ってなかったです。ジョーカーを引き当てましたよ…18位スタートなんて、まったく簡単なもんじゃないんで。でも、少しずつ前の方に出て行って…他の選手がすっ飛んでいかないもんだから、挽回できました。
今日の今日まで、ロレンソやペドロサの後ろに付いて走るなんてプレステだけの話だったし…自分の前にいるのは彼らなんだって思って、抜くのにちょっと頑張りました。その後、ロレンソが自分より遅いことに気づいて…その瞬間は、ミスってロレンソを巻き込むことより、そうなった時の彼の反応の方が心配でしたね!」
【レースの間、何を考えていた?】
「3位になって…表彰台獲得できるかもってなった時、転倒してしまうのが怖かったです。マルケスが転倒したのが目に入ったし…ドヴィツィオーゾは近くにいるし…正直なところ、怖かったですよ…誰かの肘が当たるんじゃないか、誰かに追いつかれるんじゃないか、自分がミスをするんじゃないかって。その瞬間、自分より後ろの選手のことを考えてちゃいけない、ひたすらロッシのことだけに集中しろって思ってね。でも、その時、僕はロッシとのギャップを縮めてる最中で…そんなこと、普段はありませんからね…ラスト2周は諦めることにしたんですよ…僕も転倒するんじゃないかって怖くなって…自分の走りが強すぎるって思ってね。」
【今回の表彰台は誰に捧げる?】
「感謝しなくちゃならない人はどっさりいるんだけど…でも、今回の表彰台は両親に捧げたいです…僕をレースに出させるために、もの凄い犠牲を払ってきてくれたんで。」
(2015年08月30日『Gpone』記事参照)
(2015年08月30日『Mediaset.it』記事参照)
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応援したくなりました(* ̄∇ ̄)ノ
ペトルッチおめでとう!走行中の気持ちがリアルに伝わってきたわ ライダーの本音を聞かせてもらえてレースの見かた変わりましたありがとう
もっとロッシに近付いたらドキドキだったのに。
予選が雨で前の方からスタートしてたらさらに凄かったのかもしれませんね〜。
Ioda時代の鬱憤が一気に晴らせてよかった〜 て感じ
マシンに恵まれないまま去っていくライダーの一人なのかな?
という気もしてましたが こうやって実力を見せつけるコトができる日がきて
ほんと〜に良かった^^
中須賀選手もバレンシアでは同じように思っていたのかなぁ、と想像してしまいました。
初表彰台、おめでとう!
ツイッターだったか別のサイトで見ましたが、ペトルッチって本職は警官なんですか? 体格いいし、見かけはゴツいけど、何だかとってもいい人そう。本当に警官だったら、白バイ(イタリアも?)に乗せたら無敵の警官になりそうですね。
いや、本職は2輪レーサーです。
ただ、イタリアの警察には刑務警察スポーツ隊と言うものがありまして…いわゆる『優秀だけど、スポンサーがつきにくいスポーツ選手』への支援システムのようなもんです。
有名なところではフィギュアスケートのカロリーナ・コストナー選手もそうだし、イタリアのフェンシングのオリンピック選手なんかもけっこうそうです。
ロードレース世界選手権レーサーではペトルッチ選手の他、ミケーレ・ピッロ、シモーネ・コルシ、エネア・バスティアニーニ選手なども刑務警察スポーツ隊の所属です。
もちろん、公務員と言うことになるし、確か、オフシーズンとかにペトルッチ選手らが現役の警察官らにオートバイの模範実技を指導したり等もしていたはずです。
La Chiricoさま
詳しい解説ありがとうございます。へぇ~そんな制度があるんですね。国でスポーツ選手を応援してるんですね。フィギュアも結構好きなんで、コストナー選手、知ってます。「刑務警察スポーツ隊」…。なんかカッコいい名前です。なんとなくですが、戦隊ヒーローものを思い浮かべてしまいました。ペトルッチ選手は黄レンジャーでしょうか。コストナー選手は桃レンジャーですね…。赤は誰だろう…。
ペトルッチ…
実は結構見てたww
名前もそうですが、今回の快挙の前からお顔とおヒゲが特徴的だったのとロッシが乗ってた頃と今のドカの違いについてミサイルみたいで曲がらないと言ってたので結構印象ありましたね^^
ロッシに対するリスペクトも好印象だったのもありますが
実はドライでも予選1なんかでかなり上位陣に近いタイム出してる事もありましたしね
雨というマシン差が縮まるチャンスと考える事も出来ますが、だからこそライダーの技量として立派な実力の2位とも取れる気もします
現にドビとノネを破ったわけですからやはり快挙でしょう
それを両親に捧げたいというのもまた泣かせる話です
まだ24歳みたいですし更なる躍進に期待
まぁ一つだけ難を言えば青山を巻き込んだ件についての謝罪は欲しかった気はしますが
イタリア人が雨のシルバーストーンで快走してるのが単純に凄かったですね
ロッシとタイム詰めてるときは何時転倒するかハラハラしてたけど、本人も同じ心境だったのが微笑ましい
ダニーロのインタビューは今回面白かったですね。 自分自身、世界最高峰のモトGPでレースをしているほどレベルの高いライダーなのに、そんなことを微塵も見せず、下手したらファン目線での発言、めっちゃ面白かったです。 自分が聞いた内容は、上記よりもっと面白かったですよ。
「予選はうまくいかず、18位からのスタートで本当に難しいレースになると思っていました。 朝起きて雨が降っているのを見たとき、お、雨だったら、何か出来るかもしれない(OK! Maybe we can make a mess)と思いました。 レースがスタートし、プッシュしていたら目の前にホルヘとペトロサがいて。。 こんなことはプレステ以外では今まで起きたことがなく、正直どうしよう?と思った。 その後、なんとか二人をパスしてまたプッシュしていたら、ロッシがどんどん近づいてきて・・ ロッシに追いつくなんて普通じゃないので、これはひょっとして自分のペースが速すぎるのでは?と心配になりました。 そして、レースが終わりに近づき、クラッシュしないように気を付けて、最終ラップの最終コーナーで笑い始めました。 その後、ベッドの上で目が覚めたようです。 いや、自分は実際眠っていたんだと思います(笑) そのあと、ホルヘを抜くのに苦労していたみたいだけど、ホルヘと接触、クラッシュしないか心配ではなかった? とい質問に対し、 I was scared for Jorge after the race if I crashed with him, I was scared of his response! ここでも爆笑。文章ではあまり表現出来ないんですが、こんな感じで、ロッシもドヴィも、そしてジャーナリストも爆笑で、終了後は皆で拍手でした。 いやーいいキャラです。 めちゃくちゃ謙虚な発言だらけなんですけど、ウエットとはいえ、世界最高峰のレースで二位になるんですから実力はあるんですよね。 ロッシ、ドヴィの両方から 友人 と呼ばれ好かれている理由がよくわかりました。 今回の件で一気にファンになった人も多いんではないでしょうか? 自分もその一人です。 久々にプレカン見ながら大爆笑しました。
個人的には以前から注目していたペトルッチ(理由は面白いから)
一気に注目を浴びて、コルティじゃないけど遠い存在になってしまった気がしてちょっと寂しい。
iodaに入った時から、実力があるなんてなんか言われていた気がします。
とにかくデカイ頭とモサイ風貌がヒーローっぽくなくて注目!
戦隊ものの正にイエローですね!
カレーが似合うペトルッチ。
これからも別の意味で話題作って、コーリンの抜けたバラエティ部門を牽引してちょーだい!w
私も密かに「モトGP界の風大左衛門」って呼んでました。
たびたび余談レスすみません…。
>風大左衛門
懐かしい…。La Chiricoさんは何となく近い世代の方なんではないかと…。ペトルッチの彼女さんのインタビュー、楽しく読ませていただきました。
いなかっぺ大将。遠い記憶。