『アラゴンGP予選後、考察』
★9月23日(土)アラゴン予選の結果を受け、ジョヴァンニ・ザマーニ記者(イタリア衛星放送『SKY』レポーター)が以下の要素がレースの鍵になると読んだ。
1、『ウォームアップ』
ドライセッションは2回しかなかったため、日曜午前のウォームアップが鍵になり得るだろう。ただ、実のところ、レースでは気温がかなり上がってしまうようなのだが。
2、『リアタイヤ選択』
最終決定を下している選手は、今のところ皆無のようだ。全員が(リアタイヤが)レースの鍵になると発言している。
3、『スタート』
スタートラインから第1コーナーが、かなり近いのだ。都合の悪い位置についてしまう選手が出てくるかもしれない。
4、『ロレンソがどこまで保つか』
これまでのGPでもロレンソがFPで好ペースを記録していたことが何回かあるが、レースでそれを維持できたことはない。今回はどうなるか。
5、『どっちのマルケスか?』
マルケスはこれまでアラゴンのモトGPレースで2回優勝し、2回転倒している。今回はどっちのマルケスか?
6、『ロッシのコンディション』
ロッシはFP/予選では素晴らしかったが、レースでの全23周回に身体が耐えられるのか?これも確実にレースの鍵になるだろう。
★予選後、ザマーニ記者が質問に答えた。
【ドヴィツィオーゾの従来カウルとロレンソの新カウル、トップスピードの違いは?】
「ほぼ時速6kmの違いである。FP3の記録は以下の通り。
ドヴィツィオーゾ(従来カウル):時速337.2km、最速5周回の平均は時速335km。
ロレンソ(新カウル):時速331.3km、最速5周回の平均は時速330.4km。」
【ミカ・カリオのKTM機は、KTMファクトリー選手と同じなのか?】
「確認は取れていない。ただ、トラックでの挙動を見ても、車台に違いはあるようである。カリオのKTM機の方がポル・エスパルガロのより、方向転換がかなり素早く、正確だった。」
(※KTM勢では、ワイルドカード参戦のカリオ選手のみが予選2へ進出。しかも、FP3からダイレクトの進出でした)
【イアンノーネは予選10位だったが、レースでも好リザルトが期待できるのか?】
「イアンノーネはいつもより若干いい出来だったが、ただし、タイムはスリップストリームを利用して記録したものである。レースでは10位程度ならば楽勝と言ったところ。」
(2017年09月23日『Moto.it』記事参照)
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