『KTM:2018年ブラッドリー・スミス解雇は適切ではない』
★ブラッドリー・スミス(KTMファクトリー)は2017年、最高リザルトは10位(ミザノ、フィリップアイランド)、29ポイント獲得で総合21位だった。
なお、チームメイトのポル・エスパルガロは最高リザルト9位(ブルノ、フィリップアイランド)、55ポイント獲得、総合17位である。
★2018年に向け、スミス選手をミカ・カリオ(テストライダー)と交代させる噂も出ていた。
なお、カリオテストライダーは2017年、3回ワイルドカード参戦し、最高リザルトは10位(オーストリア)、11ポイント獲得の総合24位だった。
★しかし、KTMは茂木GP開催中、スミス選手の2018年契約更改を公表した。
★ピット・バイラ氏(KTMモータースポーツ ディレクター)のコメント。
「とにかく、ブラッドリーとは既に契約済みなんだから、2018年に交代させることなんて考えたこともありません。
リザルトがいまいちだったんで端からのプレッシャーが大きかったようですが、しかし、両選手共、これほど新しいプロジェクトを支持し、大きなリスクを負ってくれたことを考慮しなければ。特に、彼らが以前乗っていたマシン(※ヤマハテック3)のことも考慮しなければね。
両選手と契約した際には、まだマシンも完成しておらず、全面的に我々を信頼してくれたんですから。こう言うシーズンを送ったからと言って、ライダーを解雇してしまうのは適切ではないでしょう。
(スミスには)成長するための時間を与えることにしたんです。今年出したリザルト以上の才能があると確信してますから。何かが然るべき方向に行かず、マシンのフィーリングを掴み取れなかったんですよ。
そのうえ、プレッシャーはどんどん増していったわけでしょ。『いつチームから追い出されるのだろう?』なんてパドックで取り沙汰されてるなかで、ベストパフォーマンスなんで出せやしませんよ。」
★ちなみに、スミス選手は茂木GP予選で7位を獲得し(※エスパルガロ選手は8位)、2017年のラスト3戦は常にトップ12内でゴールしており、バイラ氏は同件について次のように話した。
「2018年もスミスで行くと公表した後、3戦とも見違えたように好リザルトを収めてくれたんです。
現在の我々のポジションは両選手のおかげであり、私としては両選手と来年も続けて行けることを嬉しく思ってますよ。」
(2017年12月10日『Motorsport.com』記事参照)
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