[ヴァレンシアテスト最終日 モト2 総合リザルト ※クリックすると拡大します]
[ヴァレンシアテスト最終日 モト2 3日間総合リザルト ※クリックすると拡大します]
[ヴァレンシアテスト最終日 モト3 総合リザルト ※クリックすると拡大します]
[ヴァレンシアテスト最終日 モト3 3日間総合リザルト ※クリックすると拡大します]
★2月10〜12日までヴァレンシア・サーキットで行なわれたモト2・モト3公式テストは、初日は寒いながらも好天だったが、2日目はウェットコンディションで大半がボックス待機を強いられ、最終日も雨となった。
★また最終日はステファノ・マンジのマヒンドラ機のエンジンが故障し、コース上にオイルが洩れ、レッドフラッグで中断された。結局、モト2クラスのセッション3は中止とされた。
★次回テストは来週、ヘレスサーキットで行なわれる。
★[モト2]モト2クラスで最終日に走行したのは16選手。首位は昨日と同様、マレーシア人のシャーリン選手(カレックス、+)で1分46秒971。2位はアルト(スッター、+0.513)、3位ミカ・カリオ(カレックス、+0.916)、4位シメオン(カレックス、+0.964)、5位ナカガミ(カレックス、+1.123)。
★[モト2]フランコ・モルビデッリのコメント。
「初日は僕には重要でした…マシンに的確なフィーリングが掴めたし、2015年版に自信が持てました。ずっと休みが続いて、久し振りにマシンに乗って、スピードを実感するって言うのは、いつだって良いもんですね。冬場に手首をケガして…初めて、どんな具合か試してみたんです。初日はけっこう良かったですよ…何回もテストできたし…貴重なデータを収集して…どう言う方向性で作業を進めていけば良いのか分かってるし。それから、雨になってしまって…でも、お陰でウェットコンディションも試せたから満足してます。最終日は、ヘレステストに向けての準備をしました。」
★[モト2]ミカ・カリオのコメント。
「最初の2日間は、ちょっとバタバタしてましたね。ある理由から、マシンへのフィーリングが想定外のものだったんですよ。ちょっと信頼感に欠けていてね。新カレックス機が、以前の慣れてたヴァージョンとは違ったセッティングにしなければならなくなったんで…でも、どう言う風に進めれば良いのか分かった途端に良くなりましたよ…もう、すぐ乗り心地も良くなってね。コーナー進入とフロントへのフィーリングは良くなりましたね。けっこう走り込んだし…そこは重要でしょ…冬休み明けで、久し振りだから。最終的にはタイムもね…ウェットで。次はヘレスですね。」
★[モト2]シモーネ・コルシのコメント。
「シルヴァーストーンでのケガ以来、半年でコースに復帰できて本当に嬉しいです。チームと一緒にピットボックスにまた入って、またマシンに乗れるのは何とも良い感じですね。あいにく、天気に恵まれなくて…3日間のうち2日間は、作業が天気に左右されてしまいましたね。あまり走り込めなかったんですよ…あまりリスクを負いたくなかったんで。でも、満足したって感じですよ。腕も特に問題はなかったし、ヘレステストが楽しみですね。」
★[モト2]ロレンツォ・バルダッサッリのコメント。
「長い冬期オフシーズンが終わって、遂にまたカレックス機に乗れました。悪天候のせいで、思ったようにみっちり作業ができなかったけど、でも満足してます。フィーリングは、ドライもウェットも良いですね…その辺はポジティブだったかな。操縦の方は、すぐに良い走り心地になってくれて、次のヘレステストでは絶対に上手くできますよ。」
★[モト2]ティト・ラバトのコメント。
「初日は、僕としてはかなりポジティブでした…寒かったですけどね。速かったし、最初から中身が濃かったし…ハードタイヤを履いて、もうセッション2で去年のPPタイムと並びましたから。2日目はコースがウェットで、大きな危険を冒す意味はありませんからね。今日もコースは100%ウェットで…出走する準備は整ってたんですが、あるモト3選手がコース上にオイルを撒きちらしたもんだから、ボックス待機になってしまったんですよ。来週のヘレステストは、コンディションが良くなってくれるといいんですけどね。」
★[モト2]アレックス・マルケスのコメント。
「モト2に昇格した初めての年なんで、まずはできるだけ走り込む必要があるんです…特に、アルメリアテストでの転倒でマシンへの信頼感が薄れてるんですよ。タイムが出るよう…良い手応えを取り戻せるよう、また楽しめるようになるところから始めなくては。あいにく、天候に恵まれなくて…マシンに乗れたのは1日だけでしたからね。来週のヘレステストは3日間だし、もっと天気の良い中で遅れた分を取り戻せるようにならなくっちゃ。」
★[モト2]フロリアン・アルトのコメント。
「この3日間の作業に関しては、けっこう満足してます。僕にとっては全てが新しくて…スッター機に乗ったのも初めてだし、ダンロップタイヤも初めてだし。今は、ウェットで自分のマシンだなって気持ちになってきました。でも、本当に速くなるには、もっと走り込まなければ。ヘレスはヴァレンシアよりも天気が良くて、作業が進むと良いんですけどねぇ。タイヤに関しては…ミシュランとダンロップは挙動が100%違うですよ…それもあって、ドライでのタイムに影響が出てしまいました。ひらすら経験を積まなければ…チームのサポートでもって、絶対に良い仕事ができますよ。」
★[モト2]ヨハン・ザルコのコメント。
「全体的な感想としてはポジティブです…ドライで首位でしたから。2日目以降はずっと雨と寒さで、あまり走り込めませんでした。でも、とにかく作業は続けられたし、データ収集もできたし…どの辺を改善すべきかも分かりました。マシンの乗り心地が良いお陰で嬉しいんですよ…チームの仕事の仕方も良いですね。落着いて作業を進めてくれるんで、こっちも落着いていられるし、どう言う方向に動けば良いかも分かるし。」
★[モト2]ハビエル・シメオンのコメント。
「今日は3セッション中、1回しか使えなかったんですが、とにかく有効な1回でしたよ。雨の中でレース・シミュレーションができたし、スゴく良い感じでした。安定して強い走りができてね。今回のテストでは、ドライでもウェットでも常にマシンのフィーリングも良かったし、天気が悪くてスピードが出せなかったわりには、満足な3日間でしたね。来週のヘレステストで作業を再開させるんですが…天気が良くなってくれると良いんですけどね。」
★[モト3]モト3クラスで最終日に走行したのは18選手で、1周以上完走したのは14選手のみ。
首位はホルヘ・マルティン(マヒンドラ)の1分50秒386。2位マクフィー(ホンダ、+1.465)、3位バニャイア(マヒンドラ、+2.207)。
★[モト3]ファビオ・クアルタラーロのコメント。
「火曜日しか走れませんでした…昨日も今日も、コースコンディションが良くなかったですからね。でも、マシンの適切なセッティング作業はできました。ウェットコンディションでは走らないことにしたんです…アッと言う間に転倒して、信頼感も失ってしまうだろうしね。重要なのは次のヘレステストに向けて、ケガをしないことですから。」
★[モト3]ミゲル・オリヴェイラのコメント。
「アルメリアと、今回のヴァレンシアの2回のテストは、けっこうポジティブでしたね。あいにく、この3日間は悪天候のせいで思ったように走れなかったけど。でも初日に、すぐポジティブな手応えがあったし、あまり心配しなくてもいいんじゃないかなぁ。」
(2015年02月12日Gpone記事参照)
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