『ナカモト:ストーナーについては2016年に』
★ホンダHRCからの要請で記者会見が行なわれ、中本修平氏(ホンダHRC副社長)、リヴィオ・スッポ氏(ホンダHRCチームマネージャー)が、ダニ・ペドロサおよびケーシー・ストーナーについて次のように述べた。
★リヴィオ・スッポ氏のコメント。
「ダニ(ペドロサ)をここで走らせ、リスクを冒させること何ら意味はありませんでした。(レース翌日の)月曜日にテストもしません…意味はないでしょう。ル・マンGP(5/17)での復帰を予定してます…少なくとも、そう願ってます。ポジティブな姿勢でいないとね。」
【ペドロサ選手の手術はホンダにとって青天の霹靂だったのでは?】
「冬期間中は問題はなかったし、昨年はミール医師より『これ以上の手術は勧められない』と言われてましたし。また、セパンテストで20周回のロングランを行なっても問題は出なかったんです。昨今、ワンメイクタイヤになってからは、それ以上の長距離テストは行なわれてないんですよ。」
【なぜ再手術に至ったのか?】
「単純に、ダニがヴィジャモール医師を信頼したからです。私がドゥカティに居た頃は、専任の医師がいて…しかし、ケーシー・ストーナーはずっとオーストラリアのかかりつけの医師に診てもらってました。特定の医師を選ぶのは、個人的なことですからね。今回の事は、ただ不運だっただけで…チーム内で選手が2人とも負傷するなんて、そうそうあることじゃありませんから。」
【ペドロサ選手が復帰するのは、具体的にいつ頃?】
「今後の数日の間、ル・マンGP復帰を検討していきますが、もし無理なようなら、このまま代役アオヤマでやっていきます。」
★中本修平氏のコメント。
【ケーシー・ストーナーによる代役参戦は…】
「オースティンでも言った通り、ケーシーは確実に上位5位以内には入れると思ってるが、テストのための時間が必要だろうし、今年はそう言う時間がないんですよ。」
【(レース翌日の)月曜日にストーナー元選手を招聘して、テストすると言うのは?】
「そう言う契約は交わしてないんで。」
【将来的には?】
「将来的には、なんだって可能でしょ!」
【ペドロサ代役のヒロシ・アオヤマについて…】
中本「うちではヒロのパフォーマンスには大変満足してます。」
スッポ「アオヤマのようなテストライダーがいてくれて、うちはツイてましたよ。現在のモトGPのレベルは非常に高いものですからね。」
★ナカモト氏によれば、ストーナー元選手とはオースティンGPで代役参戦の申し出を断って以来、会話をしていないが、今年の鈴鹿8耐レースには予定通り参戦するとのこと。
また、今後のストーナー元選手の代役参戦については、
「決めるのはホンダであって、ケーシーではありませんから。現時点では参戦しませんが、今後についてはどうなるでしょうね。チャンスがあるようなら、2016年にはあるでしょう。」と。
★ペドロサ選手の腕の機能が回復しない場合の契約上の問題について。
スッポ「(契約破棄などに関しては)確信がありませんが、話してはいけない特約条項であろうことは確かです(冗)」
(2015年05月01日『Gpone』記事参照)
(2015年05月01日『Motosprint』記事参照)
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ペドロサ休養の際に、本人が参戦したがっていた以上、ストーナー復帰は本当にありそう…
来年は、マルケス+ストーナー?
代役参戦ですよね?
中本さんいささかうんざり気味w
ケーシーは戻ってこないと思うけどな。
ダニ代役に関しては、それを申し出ることができる近いスタンスにいたから言ったまでなんじゃ?
今はダニの回復とヒロシの健闘を祈りまする。
CSの出場はMMとのチーム内バランス、もしくはレースでバトルなどになるとマネージメントが厄介、だからと言ってCSをセカンド扱いもできないし、その編が複雑なのかな???…….
しつこいな、この手の話。w
決めるのはケイシーではなくホンダと言うのが中本さんの気持ちを表してますね。いくらホンダにとって重要なライダーであっても、ワークスマシンに乗るという事の重さを語っているんでしょう。 ヤマハだったら… 違う展開だったでしょうね。 マーケティングのヤマハという言葉を聞いたことがあるので、興行的にプラスであれば、無理やりにでも体制を整えるように思います。ファンとしては、ケイシーが出たら面白いな〜という興味は捨て切れませんが、実際は中本さんの言われる通り、そんなに簡単な話ではないんかな?とも感じます。特にホンダのマシーンは尖っているように思うので。 八耐で優勝…何てことになればまた状況は変わるかもしれませんが。パートナーは誰なんでしょうか?