アレイシ・エスパルガロ『表彰台にはもうちょっとエンジンを…』2017アラゴンGP

『エスパルガロ：表彰台にはもうちょっとエンジンを…』

★9月24日（日）、アラゴンGP決勝戦でアレイシ・エスパルガロ（アプリリアファクトリー）が6位を獲得した。

★カタール開幕戦と並び、今シーズン最高リザルト。

★エスパルガロ選手のコメント。

「今回はアプリリア機に乗って以来のベストレースでした。操縦するのが実に楽しかった。スタートは酷かったけど、楽に順位を上げていくことができました。
ヤマハファクトリー組やペドロサ、ドヴィツィオーゾらと一緒のグループで走っていた時は攻めに出る機会を待ってました。彼らのリアタイヤはタレてくるだろうって思ってたんでね。ところが、そうはなってくれなかった。それで、ヴィニャーレスと競り合ったんですが、彼はタイヤコントロールが実に上手かった。ヴァレンティーノ・ロッシにも最後の最後で降参してしまいました。その辺に関しては、ちょっと残念です。」

【こうなってきたら、次の目標は？】
「うちがヤマハやホンダを相手に表彰台争いするのは、まだ難しいですね。そうできるようにはなりたいですよ。今や、かなり接近しているんだから。
ファクトリー組の誰かがトラブった時…例えば、今日のドヴィツィオーゾのように…そう言う時は抜くこともできるでしょう。
他のファクトリー組も負かしたいですよ。僕は野心的なライダーだから。毎年、全力投球をしてるけど、このアプリリアでのプロジェクトでは更に頑張ってるんです。個人的にも身を投じてますから。
このまま懸命に作業を続けていきますよ。今はまだ、うちのマシンはモトGPクラス最高とは言えないが、僕のこれまでのキャリアの中では最高マシンですから。表彰台に上がれるようになりたいですね。」

【あと何が必要？】
「エンジンにちょっとね。このマシンは素晴らしくって、僕のライディングスタイルにピッタリなんですよ。あまりにもピッタリすぎて、コーナーで超速になってしまうもんだから気をつけなければいけないほどなんです。
このマシンだとフロントの信頼感はバツグンなんで、あとはエンジンを改善していかなければ。エンジニア陣も分かってくれているし、もっと上の改良版エンジンが出来てきたら、本当に重要なリザルトを争っていけるでしょう。」

（2017年09月24日『Gpone』記事参照）

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