ロレンソ『ドヴィのことは最終戦で必要ならば助ける』2017セパンGP

『ロレンソ：ドヴィのことは最終戦で必要ならば助ける』

★ホルヘ・ロレンソはドゥカティ移籍後、昨年11月のヴァレンシアテストは好調だったが、今年2月のセパンテストは苦戦していた。

★10月26日（木）、セパンGP会見でロレンソ選手が次のように話した。

「（今年2月の）セパンテストではウィング付きのドゥカティ機を試したんですよ。セパンでは（ウィングが）ないと、かなり違う感じでしたね。けっこう苦戦してしまいましたよ。ヤマハ時代はセパンでいつも速かったけど…ただ、どうしたわけか優勝はしたことはないんですよね。ドゥカティ機の方だと、なにかと難しくなってましたね。かなり手を入れたんですけどねぇ…マシンも僕のライディングスタイルも。2日目に一歩前進して、3日目にさらに大きく前進してました。」

【今年は実力を出しきれないシーズンだった…】
「複雑な1年でした。思うようにリザルトが出せなかったけど、ブルノ以降は大きな進歩を遂げました。」

【これで1勝すれば有終の美を飾れる…】
「いつも何か足りないんですよ。ミザノ戦では転倒しなければ優勝できただろうし、アラゴンでは上位陣に接近していたし。もしかしたら、今回取れたりしてね。チャンスはあるでしょ。強い選手が多いことは承知の上だが、彼らに付いて行けるってことも分かってますから。シーズン序盤以来、マシンは劇的な改善はされていないが、数か月前に比べると走り心地が違ってきてますから。僕の場合、新カウルのおかげです。」

【ロレンソ選手が初白星を狙う一方、チームメイトのドヴィ選手がなんとかタイトル争いを続けようとしているが…】
「アンドレアはいつも通りの操縦を続け、作戦は変えるべきではないですよ。もちろん、マルケスが33ポイント引き離していてるから、容易なことではないけどね。」

【ドヴィ選手は優勝を目指しつつ、マルケス選手の2位を阻んでくれるような選手を欲しているのでは…】
「不利な点が多いですよね。マルケスが上位にいないことなんて滅多にないんだし。2輪レースでは何が起きてもおかしくないでしょ。（チームオーダーについては）アンドレアと話してません。もちろん、タイトル争いがヴァレンシアまで持ち越したら、手を貸しますよ。でも、今回どうするかは各種条件によって変わってきますね。」

（2017年10月26日『Gpone』記事参照）

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ロレンソ選手、絶不調の豪レース後もけっこうたくさんコメントしてくれてました。で、「ここで起きたことをいつまでも考えてたら時間が無駄になってしまう」って。
詳しくはこちらでどうぞ。

【2017 フィリップアイランドGPまとめ】［2017年10月26日 発行 Vol. 162］

●ロレンソ「忘れた方が良い、覚えておく意味もない」
他

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