MotoGP

ドゥカティ・アヴィンティア台所事情、新型コロナウィルス

『アヴィンティア台所事情、新型コロナウィルス』

★新型コロナウィルスの蔓延により経済危機に瀕しているモトGPのプライベートチームに、ドルナ社は計450万ユーロ(約5億2700万円)の支援金を提供する。

★ドゥカティ・アヴィンティアのルーベン・チャウス氏(チームマネージャー、元選手)が、次のように話した。

「厳しい状況だが、うちはやり繰りするのに慣れているから。モトGPって言うのは、とにかく金のかかるスポーツですからね。
私なんて、もう1年以上も前から、チームの台所をなんとかしようと手を尽くしてるところですよ。」

【アヴィンティアと言えば、モトGP参戦チームのなかでも予算が最低で…だいたい、1200万ユーロぐらいだそうで…】
「そのうち65〜70%が、マシンのリース料ってことで右から左に流れて行ってしまいます。
まぁ、今後、開幕してTVにマシンが映るようになってくれればねぇ。スポンサーがTVにマシンが出てるのをみたら、喜んで払ってくれるから。
その支払がないと、予算の15%が消えてしまうんですよ…約200万ユーロってとこですね。エクストラで予算が取れない限り、生き残っていけないでしょうね。」

【前払いをしてくれたスポンサーもいるそうで…】
「あれはツイてましたね。大喜びしてましたよ。ただ、かなりの額ってわけでもなくて…2〜3ヶ月しか保ちませんでした。今は他のプライベートチーム同様、レッドライン状態でね。
トラックやオフィスのリース料に、メカニックなどの人件費や備品代…予算の10〜15%ほど足りなくってね。」

【夏には開幕できるかも…】
「開幕が7〜9月ぐらいになったなら…もし8月に開幕できたら、4ヶ月間はレースができるわけでしょ。1ヶ月に3レース…もう、嬉しいなんてもんじゃないでしょうね。12〜14レースはできるだろうから。」

【ヨハン・ザルコは2021年もアヴィンティアからの参戦になりそうだが…】
「来年は、あまり変わらない状態でやっていくように思うんですよね。12〜13レースを過密スケジュールでこなすと、プレッシャーも加わって、ミスしやすくなるわけでしょう。
実力をきちんと披露するには、時間も足りないだろうし。そうなると、ファクトリーチームの顔ぶれだってそれほど変わらないと思うんですよね。」


(参照サイト google 翻訳:『Corse di moto』)


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POSTED COMMENT

  1. ハスラム より:

    「あれはツイてた」って言い方はないんじゃないかと…。先に貰っておけてラッキー!という意味じゃなく「助かりました」だった良いのですけれどもね。

  2. アブラハム より:

    私、私!
    呼び戻すなら今!

  3. チャウス より:

    え~?
    でも、今度はちゃんと払ってくれるの?

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