『ロッシ:ロレンソとは友達、ストーナーとは普通の関係で、ビアッジは…』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(43才、モトGPタイトル7回獲得)は2000年にロードレース世界選手権の最高峰クラス(当時は500cc)に昇格し、同年、総合2位を獲得した。
2001年〜2005年まで5年連続で総合首位となり、最後のタイトル獲得は2009年だった。
2015年にはホルヘ・ロレンソと最終戦までタイトル争いをしたものの敗れ、2021年末に引退した。
★ロッシ元選手は長いキャリアの中で、数多くのライバル陣と戦かってきた。
最高峰クラスに昇格した当初の宿敵マックス・ビアッジとは殴り合いの喧嘩にまで発展し、その後、ホルヘ・ロレンソやケーシー・ストーナー、ダニ・ペドロサ、マルク・マルケスらと戦い、トラック外でも舌戦を繰り広げていた。
★現在、ロッシ元選手は4輪レースに参戦しつつ、VR46チームをモトGPクラスに参戦させている。
★ロッシ元選手が引退後、『Il Giornale』のインタビュー記事で、かつてのライバル陣について次のように話した。
【現役中、ホルヘ・ロレンソとは犬猿の仲だったが…】
「今は友達ですよ。『ランチ100km耐久レース』にも参加してもらってねぇ…あの時、夜に打ち上げパーティーをやったんだけど、一緒に踊ったりもしたんですよ。」
【ケーシー・ストーナーとは2007〜2008年にタイトル争いをしていたが…】
「何回か電話で話しました。オーストラリアからよくメッセージを送ってくれるんですが、子供のこととか聞いてくれて。
実際に会ったりもしたんで…まぁ、普通の関係になったって感じですかねぇ。」
【マックス・ビアッジとのライバル関係は、特にイタリア人同士だったこともあってかなり加熱していたが…】
「今は普通に挨拶もするし、お互いのことをよく話題にしてますね。実に良いことなんじゃないんですか。
当時、僕はポッと出の新人だったし、彼はイタリアでNo.1選手だったんで…僕がからかうようなことを言い出してね。
まぁ、もう昔の話ですけどねぇ。とにかく、当時は互いにトラックの内外で戦って、おおいに楽しんだわけで。
あれはね、素晴らしいライバル関係でしたよ。」
(参照サイト:『Tuttomotoriweb』)
(Photo:Instagram)
ペドロサが「ロッシは自分が速く走ろうとするのではなく、ライバルを遅くしようとしていた」って言った話は、note『ロッシ引退後の近況、ライバル陣の爆弾投下も…』でどうぞ!