『ドヴィツィオーゾ：バニャイアの強みは？マルク・マルケスは活躍できそう？』
★アンドレア・ドヴィツィオーゾ（37才）は2008年にホンダJiR Team ScotからモトGP昇格し、初陣で4位、シーズン終盤で初表彰台（3位）を獲得して総合5位となった。
2012年にヤマハテック3に移籍して総合4位となり、2013年にドゥカティファクトリーに移った。
ドゥカティ機の開発プロジェクトに大きく貢献しつつ、2017〜2019年は3年連続で総合2位を獲得し、2020年末に離脱して就活状態となった。
2021年シーズン終盤よりヤマハペトロナスから復帰したが、マシン不調により2022年9月、シーズン途中で引退した。
★先日、ドヴィツィオーゾ元選手が伊スポーツ紙『La Gazzetta dello Spor』のインタビューで次のように話した。
【フォランチェスコ・バニャイアがドゥカティ機で二連覇したが…】
「2024年にペッコ（バニャイア愛称）が三連覇を果たす可能性は高いでしょうね…まぁ、複数の理由から最難関シーズンにはなるだろうけど。
まず第一に、メインライバルの中にはドゥカティ機に乗り慣れた選手らがけっこういるから…今年、彼らはもっと強くなるわけでしょ。
そのうえ、あのマルク・マルケスまでドゥカティ機に乗るんですからねぇ…早々に強い走りをするだろうって、皆、期待してるじゃないですか。
こうなると、ペッコは大変でしょうね…ただ、二輪レーサーとして成熟しましたからね。どんな対決でも受けて立つでしょ。」
【バニャイア選手の強みは何だと思う？】
「去年は自分の持ち札を最大限に活用し、大変なレースウィークエンドでも頻繁に土壇場でベストチョイスを探り当ててましたよね。
それが強みなんじゃないんですか…あの作業の仕方がね。そう言うやり方を自分の作業グループとしっかり構築しているでしょ。
自分のマシンの長所短所を掌握しきっているところが、決定的な強みになってるんでしょうね。」
【マルク・マルケスはドゥカティ機で活躍できそう？】
「ドゥカティ全選手に対し、プレッシャーをかけまくるんでしょうねぇ…とにかく、強い選手だってことも、モトGPで何を目指していかってことも周知の事実なんだから。」
（参照サイト：『Corse di moto』）
（Photo：Instagram）
マルティンのミス、そして、エアロダイナミクスの功罪については、note『ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ！
