MotoGP

ベッツェッキ優勝:午前ウォームアップが大きな決め手となる

『ベッツェッキ優勝:午前ウォームアップが大きな決め手となる』

★11月7〜9日、ポルトガルGPが行われ、モトGPクラスのマルコ・ベッツェッキ(アプリリアファクトリー)が予選首位、スプリント3位、決勝首位だった。現在、総合3位(−222ポイント)。

★決勝はPPスタートから速攻で首位に立ち、攻め入る隙を見せないリズムで独走し続けた。第10ラップ以降は後続アレックス・マルケスとのギャップを広げ、ミスもなく完璧なマネージメントを披露した。

★決勝後、ベッツェッキ選手がイタリア『SKY』で次のように話した。

【午前ウォームアップが決め手になったそうで…】
「本当に嬉しいですよ…凄いレースだったでしょ。とにかく、マシンが乗りやすくって…。
午前ウォームアップでは大きくステップアップできたんで…昨日よりちょっと高い戦闘力で行けるって、すぐに分かりました。昨日は真剣勝負を眺めてるしかなかったんで。
モチベーション上がりまくりで、好スタートで首位を確保して…重要ですよね。そうすれば、自分のリズムを刻んで行けるんだから。調子良くってねぇ…午前ウォームアップで加えた改善が役に立ってくれました。」

【こんな難関コースで…】
「ここは本当に厄介だから…マシンをきちんと調整することはもちろん、あとは方向転換やアップダウンでサポートになってくれるようスムーズに走れるかどうかが決め手なんですよ。
きちんと仕上がってないと、ちょっと苦戦してしまい…ミスを犯しやすいコースだし、けっこうリスク三昧になりやすい所だから。
うちは午前ウォームアップで2点手を入れ、それが助けになってくれました…おかげで操縦がスムーズになり、なめらかに動くことができ、そのうえ、強いハードブレーキングができました。
こうなると面白いし、ワクワクするんですよねぇ。」

★決勝後、アプリリアのファビアーノ・ステルラッキーニ(テクニカルディレクター)が次のように話した。

【午前ウォームアップが決め手になったそうで…】
「いくつか弱点になってるポイントを探り当てたんですよ…特に第5/13/14コーナーの立ち上がりでね。
データをじっくり分析し、改善に向けて色々な仮説を立ててみたんです…午前ウォームアップで手を入れ、第14コーナーについては若干調整しただけなんですけどね。結局、レースでは全てどんぴしゃでした。
作業の中でこうしたステップアップができるなんて、本当に大満足です。」

★ちなみにチームメイトのホルヘ・マルティンは11月10日(月)に検査を受け、ヴァレンシア最終GPで復帰できるかどうかを判断する。

(参照サイト:『Corse di moto』)

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