『マルク・マルケス、ケガについて説明:自分はわがままなタイプだと思う?』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPがリカルド・トルモ・サーキットで行われる。
★11月12日、マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、ポッドキャスト『El Larguero』で次のように話した。
【負傷した右肩の具合は?】
「良くなってきてますよ…ちょうど昨日、ギブスを外してもらったんですよ。マドリッドは祝日だったんだけど、外して良いかどうか医師陣に頼んでみたんです。
CT検査をしたら、すべて順調でした。1回外して、また付けることになったら意味ないですからねぇ。とりあえず、ちょっと激しい運動をする時は薄いサポーター使ってます。
2週間後にはレントゲン検査をして、(このまま治療を)続けて行きます。」
【曲がったボルトが取り除かれてないとか…色々と噂になっているが…】
「(首を左右に振りながら)とんでもない噂ですよねぇ…インドネシアで転倒した時、カルロス・ガルシア(常に帯同している専任理学療法士)がレントゲン写真を見て、ボルト2本を見つけたんですが…昔々の手術で入れたものでね。
1つは2020年ヘレス戦で上腕骨を負った時、既に曲がっていて…その状態で何年もレース参戦してたんですから。
まぁ、重要なのは、そう言った諸々に慣れることで…腕がどうとかじゃなく、リザルトが話題にされるようにしないとね。今年はやっと、リザルトの方を話題にしてもらえるようになったんだから。」
【ボルトは全部で何本なの?】
「え〜と…こっちの腕は20本ぐらいですかねぇ。前と後ろに1枚ずつプレートも入っていて、ここにボルトが2本です…こっちにも1本新しいのが入ってます。」
【金属探知機に反応してしまうのでは…?】
「いや、そう言うことはないです(笑)。取り除く予定はないですね…支障がない限り、このままの状態です。まぁ、レースの思い出ってことで…。」
【ヴァレンシアGPは現地入りして、観戦するそうで…】
「本当は参戦して、(観客の皆さんに)挨拶したかったんですけどねぇ…でも、(あえてリスクを負う)意味ないんで。
リスクが高すぎるから…来年に向け、なんの得もないじゃないですか。たとえガッツで乗り切りたいと思っても、時には冷静に頭で判断しないとね。」
【自分はわがままなタイプだと思う?】
「仕事のせいで、そうなるってことはありますよね。特定の目標を達成したいと思ったら、多少わがままになる必要はあるでしょう。
例えば、12月初めに彼女と一緒にセーシェルに行く予定だったんですが、中止にしたんですよ。彼女も理解してくれて、快く承知してくれました。
アスリートならば、その都度、一番重要なことを優先させていかなければならないと…今、優先すべきは回復させることですからね。
ただ、今年は物凄い1年だったから…お楽しみもないとね!」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





