Screenshot『モルビデッリ:僕流オーバーテイクをミラーがやっても、誰も気にしないんだよねぇ』
★11月15日(土)、ヴァレンシアGPのモトGPクラスでフランコ・モルビデッリ(ドゥカティVR46)が、予選7位、スプリント6位だった。
★最近、アグレッシブなオーバーテイクが批判されていたモルビデッリ選手だが、今回のスプリントではファビオ・クアルタラローがミスした際にクリーンなオーバーテイクをかけ、溜飲を少し下げていた。
★スプリント後、モルビデッリ選手が次のように話した。
【今回のスプリントについては?】
「6位だったわけですが…金曜セッションから好調だったものの、予選を外してしまって…こうなってしまうと表彰台を狙うには物凄くツイてるか、超スピードで集団をかき分けて行くしかないんですよね。
スタートは良かったけど、序盤のスピードがイマイチで…しばらく、クアルタラローの後ろに居るしかなかったんですよ。」
【周囲で、何度かオーバーテイクを仕掛けてる選手がいたが…】
「そうですね…クアルタラローの後ろで失速してる間、『モルビデッリ流オーバーテイク』を見かけました…でも、僕本人じゃないんですよねぇ。
まぁ、ジャック・ミラーには誰もとやかく言わないから。」
【モトGPでは、クリーンなオーバーテイクは簡単ではないようで…】
「自分の方が速い状態で前の選手を完璧に抜こうと思ったら、じっくり時間をかけるか、もしくは上手くいかないかのどっちかでしょうね。
だから、今日のクアルタラローへのオーバーテイクには大満足ですよ。クリーンなオーバーテイクなら可能な地点がいくつかあるけど、完璧なオーバーテイクってのはねぇ…僕としては、自分の抜き方を『ダーティ』だとは思ってないんで。実際、違うでしょ。
世間が言わんとしてるのは、『ダーティ』だってことじゃなく…『余裕を持ったタイミングでスペースを取るようにして、相手に(オーバーテイクを仕掛けてると言うことを)気づかせ、反撃ができない状態にしてスペースを取ってやる』ってことでしょ。でも、そう言うことをするには、いくつかの点が上手く揃わないとねぇ…。
クアルタラローを抜いた時は、第14コーナーでの彼の立ち上がりがイマイチだったんですよ…それで上手く抜けたんです。」
【最近、ライディングスタイルについて批判されているが…けっこう影響を受けてる?】
「僕のオーバーテイクや操縦について、皆、それぞれ意見があるわけだから…もちろん、僕なりの意見もあるわけで…これが僕の走り方であり、これが僕なんです。
こう言う場合、唯一、間に入って采配できるのはサイモン・クラファー(審判長)だけでしょ…もしサイモンから『狙いすぎの危険な操縦をしてることがあるぞ。ああ言うのは駄目だと思う』って言われたら、僕はやりませんよ。
(クラファーは)良い仕事をしてるんじゃないんですか…一貫性のある判断をしてますよ。僕は彼の判断を重視してるんで…他の人達がとやかく言うのは自由ですけどね…自由な世界に生きてるんだから。」
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)






モルビデリは仕掛けるクセに鈍臭いから見てて怖い。抜くのが難しいのはそうなんだろうけど、そんなこと言っても許されない前科がありすぎ。
ヤマハ乗っててアレならまだ分かるけど、DUCATIだからね、モルビデリは。