Screenshot『ロッシ、思い出を語る:パドック今昔、超スタイリッシュライダー、特製ヘルメット…etc』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(46才)は1996年に125ccクラスにデビューし、翌1997年に同クラスのタイトルを獲得、1998年に250ccクラスに昇格し、翌1999年に同クラスのタイトルを獲得した。
2000年に最高峰クラス(当時は500ccクラス)に昇格し、翌2001年にタイトルを獲得、2009年までに同クラスで計7回タイトルを獲得した。
2021年に初めてプライベートチームから参戦し、同年末に引退した。
★先日、ロッシ元選手が『Rolling Stone』誌のインタビューで、次のように話した。
【貴方は2000年に最高峰クラスに昇格したが…】
「二輪レース業界に、ちょっと若さをもたらしたって感じでしたね。今風のライダー第一号だったでしょ…20才そこそこで500ccクラスに昇格したんだから。」
(※当時、最高峰クラスの選手はベテラン勢が大半だった。)
【当時と今では、パドックの雰囲気も違う…?】
「昔は二輪レースって言ったら、とにかくクレイジーなイメージだったけど…でも、もっと大人が揃ってましたね。
今は何からかにまでプロっぽくなってしまって…夜の9時半なんて、パドックにはもう誰も居ないでしょ。少なくとも昔は、ビールなんか飲んでるのが誰かしら居たもんだけど。」
【貴方にとってのカリスマ選手は、バリー・シーンだそうで…父グラツィアーノ氏と親しかったのでしょ?】
「超前衛的ライダーって言うか…最高にスタイリッシュでしたねぇ。サーキットにローリスロイスで乗り付けて、ビートルズとも親交があり…奥さんを始め、常に美女に取り囲まれてねぇ。
二輪レースのジェームス・ハントって感じで…いや、ハントよりも上を行ってたでしょう。一時代を築いてたんだから。」
【現役時代、貴方は『特製ヘルメット』と言う流行を作り出し…】
「あれは…僕の発明って言っていいでしょうね…今じゃ、皆やってるでしょ。F1でもやってるし。」
【しかも、宣伝目的ではなかったそうで…】
「けっこう時間をかけて作ってましたねぇ…ジンクス的なルールなんかも、けっこうあったし。
これだって思うデザインは、土壇場に出てくるもので…『もう今夜しかないぞ!』って、本当にギリギリになると浮かぶんですよねぇ。」
(参照サイト:『Corse di moto』)





