Screenshot『モトGP初乗り感想:ホンダ&モレイラ、ヤマハ&ゲバラ、ドゥカティ&ヴィエッティ』
★11月18日(火)、ヴァレンシア公式テストが行われた。
★同テストでモトGP機を初乗りしたモト2選手のコメントは以下のとおり。
ディオゴ・モレイラ(21才、2025年モト2総合首位、2026年はホンダ機でモトGPデビュー)
同テストでホンダ機を使用し、21位(+1.824)。
本人の感想
・ホンダ機は戦闘力が高い。
・タイムアタックはしなかった。あまり走り込めなかったが(全57周回)、モトGP機の大変さは分かった。
・一番難しかったのはブレーキングで、最初はマシンを止めるタイミングが分かりにくかった。
・直線コースでアクセルを開くのが恐かったが、最後の出走では楽しかった。
・冬季間は上半身のトレーニングに注力する予定。
チェレスティーノ・ヴィエッティ(24才、2025年モト2総合7位、2026年はモト2継続)
同テストでフランコ・モルビデッリ代役としてドゥカティ機を使用し、22位(+3.138)。
本人の感想
・直線コースでのスピードとブレーキングが物凄い。ブレーキングポイントはモト2機と似てるが、到達速度はケタ違いだ。
・モトGP機のブレーキングは力勝負と言う感じだが、思ったほどマシンは固くなく、とても軽かった。ほぼモト2機と同様の操縦ができる。
・モト2機のエンジンがトライアンフになってからピックアップができるようになり、ハードブレーキングやコーナー進入もやりやすくなった。おかげでモトGP機のライディングスタイルに近づいたのだと思う。
・下降デバイスは直線コースでのみ使用し、それで充分だと感じた(笑)。
・カーボン製ブレーキは適正温度にすれば、スチール製より操作しやすい。
・一番驚いたのはタイヤの限界点で、コロコロ変わり把握できなかった。
・あまり走り込めなかった(全24周回)。もっと走っていたかったので、ピットボードの指示は『見えなかった』と言った(笑)。でも、あれ以上走ったら、へろへろになっていたと思う。
イサン・グェヴァラ(21才、2025年モト2総合11位、2026年はモト2継続)
11月20日のプライベートテストでヤマハ機を使用。記録はなし。
本人の感想。
・午前中はジャック・ミラーのチームにモトGP機の仕組みやブレーキング、加速での操作方法を説明してもらった。
・パワーが物凄く、特に加速がショックだった。ギアチェンジの度にパワーがギンギンに伝わってきた。
・マシンは機敏に動き、コーナーからコーナーへの動きもスムーズだった。直線コースは超速で、これでレースを走り切るのは大変だと思った。
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)






ヴィエッティはモト2で好調だった時期とVR46のモト2活動縮小~撤退が重なってしまったのが不運でした。
年齢的にも残り時間は少ないかもしれませんが26年は好成績を出してモトGP昇格に挑んで欲しいですね。