Screenshot『バイラ:KTM850cc機テスト非常に順調、タイムに皆が驚いてる!』
★先日、KTMがヘレス・サーキットでポル・エスパルガロ(テストライダー)に、2027年版モトGP機(850cc)のテスト走行をさせ、動画も公開した。
★同テストではダニ・ペドロサ(テストライダー)も、850cc機のテストを行った。
なお、KTMでは2026年に向けてのマシン開発も、並行して進めている。
★KTMは2027年以降のモトGP参戦が確定していないため、動画公開は投資家探しに有効なのかもしれない。
★先日、KTMのピット・バイラ(モータースポーツ・ディレクター)が、独サイト『Speedweek.com』で次のように話した。
【ペドロサ&エスパルガロテストライダーが850cc機のテストを行っていたが…】
「2人とも、かなり楽しんでたようですよ…関係者らが考案してくれた新コンセプトは、トラックでも通用するようで…確固とした兆候が見られました。
下降デバイスなしでも完全に機能していたし、今回のテストでの850cc機タイムに関しては皆驚いてるんですよ。とにかく、非常に上手くいきましたね。」
【(他メーカーに比べ)かなり早いテストだったのでは?】
「既に1年切ってるんですからね…2026年11月には、850cc機の完成版4台が出来上がってなければならないんですから。
つまり、最終版マテリアルを作ってる時間は、11月テスト終了後からセパンテストまでしかないんですよ。
1月にセパンに送るマシンは、基本的にそのシーズンで使用するベースマテリアルなんですからね。」
【ペドロ・アコスタ確保のためには、2026年版マシンの開発にも注力しなければならない…】
「2027年とは別の話でね…ペドロにとっては、2026年が決断の年になるでしょう。うちは2027年のことばかり考えて、2026年は参戦するだけで良いなんて言ってられないんだから。
2026年に圧倒的なパフォーマンスを提供しなければね。しかも、うちの将来だってかかってるんだから。2027年に向け、現在の4選手と継続して行きたいんでね。」
【2026年末はアコスタ選手を始め、大半の選手の契約が終了するが…】
「ペドロは、なかなか賢い選手ですからね…うちの2027年プロジェクトを慎重に分析してくれるでしょう。
ペドロは契約金額のことは気にしてないんですよ…望みは、レースで勝てるマシンに乗れるかどうかの方だから。」
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





