Screenshot『エスパルガロ:なぜ下積み時代がこれほど長かったのか?』
★アレイシ・エスパルガロ(36才)は2005年に125ccクラスにデビューし、2006年に250ccクラスに昇格、2009年からモトGP参戦を始めるも、2011年にモト2クラスに降格した。
デビュー以来、表彰台もほとんどなく、総合順位でも特に目立った成績はなかった
2012年からCRT機でモトGP参戦を再開し、その頃から徐々にリザルトを上げ始め、2015年にスズキファクトリーに加入した。
2017年にアプリリアファクトリーに移籍し、マシン開発に尽力しつつ2022年にはタイトル争いに加わり、総合4位となった。2024年末に引退。
★2025年からはホンダのテストライダーとなり、モトGP機の開発に励んでいる。
また、同時に自転車競技のプロレーサーも始めたが、2026年からはレース参加は辞め、テストライダー業に専念する予定。
★プライベートでは、ローラ夫人と双子のマックス&ミアちゃん(7才)と共に過ごす時間が増えた模様。
★10月末、エスパルガロ元選手が『Motorbike magazine』で次のように話した。
【なぜ下積み時代がこれほど長かったの?】
「どう説明すれば良いんだか…もしかしたら、125ccから250ccに昇格するタイミングが早すぎたのか…あと、チームやマネージャーを頻繁に替えすぎたのかもしれません。色々とミスってしまったんでしょうね。
今みたいに粘り強くもなかったんですよ…けっこうジタバタして、なんでもないことにムカついたり…きちんと状況を見極めることができなかったんですよ。
実家はけっこう質素な感じで、両親は共働きでもなかったし、資産なんかもなかったし…でも、皆で頑張ってきました。
僕は頑固な方で…何か思いついたら、すぐに家族に話して実行に移し、諦めないんですよ。
2017年にアプリリア入りした時は、モトGPクラスには僕より強い選手はけっこういたし、マシンも魅力的とは言えないものだったんです…戦闘力がイマイチでね。
だから、(成功を)信じられるような状況ではなかったけど…僕は信じたんですよ。そして、頑張ったんです。」
【アプリリアに移籍した経緯は…?】
「2016年シーズン中に(スズキからの)放出が決まり、ガックリしてたら…ニコラ(当時のテレメータ担当)がアプリリアの道を開いてくれたんです。」
【アプリリアに入り、当初の厳しい状況をどう乗り越えたの…?】
「SBK移籍や、なにかビジネスでも始めようかって考えたこともありました。
でも、そうしたらマッシモ・リヴォラ(アプリリアレーシングCEO)が入ってきたんですよ。
僕が接した管理責任者の中で最高の人ですね…マッシモがアプリリアで革命を起こしてくれたんです。」
[ 後半に続く ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)





