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バニャイア『2026年に向け、コーチも心理カウンセラーも付けない』

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『バニャイア:2026年に向け、コーチも心理カウンセラーも付けない』

★先日、ボローニャのドゥカティ本社で行われたイベントに出演したフランチェスコ・バニャイアが、2025年シーズンについて次のように話した。

【11月のヴァレンシアテストで試したマシンはどうだった?】
「さいわい、あのテストでは上手く作業できたと言えるでしょうね…トラックコンディションも良かったし、前進することができたんで。
2025年機と比べ、良くなったと思える箇所もいくつかあったし、僕としてはもう少し手を入れるべきだと思う箇所もありました。
でも、基本的には良いベースでスタートできると思います。」

【ジジ・ダッリーニャがインタビューで、『今年のバニャイアは技術面よりフィーリングの問題が多く、サポートするのが大変だった』と話していたが…】
「その記事は読んでないので、どう言う感じで言ったのか分かりませんからねぇ。
もちろん、今年は僕にとって、そしてチームにとっても厳しいシーズンではあったけど…最善を尽くそうと頑張りました。
何が一番の問題点なのかを探り出すのは容易じゃなく…そのせいで右往左往してましたけどね。」

【複雑な状況が続いていたが…その中で、どう言ったことを学んだの?】
「一番の問題点を見つけ出すため、最善を尽くすと言うことを学びました…そう言う姿勢は、確かに有用ですから。」

【ホルヘ・ロレンソが、『バニャイアはコーチか心理カウンセラーを付けるべきだ』と言っていたが…】
「皆さん、色々と言ってくれるんですよね…それぞれ自分なりの意見があるようで。本当に色々な意見があって…自分なりの考えを持つと言うのは良いことだと思います。」

【結局、スタッフ陣の顔ぶれは今まで通りと言うこと…?】
「もちろん、そうですよ。」

【バカンスで完全に息抜きできた?】
「1日2時間はジムトレーニングをしてたんですが、ずっと今年のレースや各セッションを思い返してました。特に、出来が悪かった点とか…つまり、今シーズンの大半ですね。
完全に息抜きって言うのは無理でしょう。肩の力は抜くべきだし、実際、けっこうリラックスはできましたけどね。妻と一緒に息抜きする必要があったんで…。
とは言っても、やはり気持ちは今シーズンのことにけっこう行ってしまいますね。」

【マルク・マルケスが『幸せなレーサーと言うのは速いレーサーのことだ』と言っていたが…貴方は速く、かつ繊細なタイプであり…もしかして、今年は『平静さ』が欠けていたのでは?】
「速いレーサーは幸せでもあるのだから…2つの側面は密接に関係してますよね。
正直なところ、僕が居るべき場所にいて、快適だと感じていた時から…僕の平静さはそれなりに保たれていたんですよ。
とにかく、ポテンシャルがあることは分かっているし、スピードが落ちてしまったわけでもないんで…いつもの感触を取り戻せるよう手を入れる必要があるんです。
平静さは常に保たれていて…感触は少し落ちてしまってますね。だから、それを取り戻さないと。」

【リセットすると言うのは、けっこう難しいものなの?】
「実のところ、僕はけっこう簡単なんですよ。ですから、(来年に向け)再スタートする準備は整ってます。」

後半に続く

(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Twitter Instagram

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