Screenshot『マリーニ:理想のマシンは…アプリリアのエアロダイナミクスを備えたホンダ機』
★11月末、ホンダファクトリーのルーカ・マリーニ(28才、ロッシ異父弟)が伊サイトのインタビューで次のように話した。
[ 前編はこちら ]
【各メーカー機の長所を合わせて、理想のマシンを作るとしたら…?】
「ホンダ機は丸ごと使って…それにアプリリアのエアロダイナミクスを加えますね。
ドゥカティからは…2026年機に向けてなら、特にないです。ドゥカティはここ数年で構築された作業メソッドと、あのしっかりとしたパッケージで違いを生み出してるじゃないですか。
でも、今はとにかく2027年の方に目を向けているでしょう…だから、2026年機に何か取り入れても意味ないんですよ。」
【ホンダのように再生を目指しているメーカーには、貴方のような熟考型ライダーが合っていると思う?】
「そうですね…実際、相性はバツグンなんで。(ホンダ陣営は)皆、しっかり取り組んでいて、僕の話もよく聞いてくれます。
現在、コミュニケーションの改善が進められていて…(日本人は)内向的で礼儀を重んじる人が多いですからね。でも、そう言う面も変えていこうと言う流れなんですよ。
そう言う意味では、ホンダ内のイタリア人エンジニアとその他の国のエンジニアが、重要な役割を果たしてますね。」
【欧州メーカーと張り合っていけるぐらい、日本メーカーのメンタルは変わったと思う?】
「もちろんです…それどころか、何度もサプライズなことをしてくれましたよ。
称賛に値すべきレベルなんですが、でも、まだまだ変わっていけるでしょう…新パーツはどんどん必要なんだし、もっと上を目指していこうとしてるんだから。」
[ 後篇に続く ]
★マリーニ選手は2021年にドゥカティプライベーターとしてモトGPデビューし、2024年にホンダファクトリーに移籍した。
ホンダ1年目は最高リザルト12位で総合22位(14ポイント獲得)だったが、2年目の今シーズンは5月の鈴鹿プライベートテストで負傷し、3GP欠場したものの、最高リザルト5位で総合13位(142ポイント獲得)だった。
(参照サイト:『Motosprint』)
(Photo:Instagram)





