『ロッシ談その3:トップに上り詰めるには、心の底から好きじゃなきゃ…』
★ヴァレンティーノ・ロッシ(最高峰クラス7回総合優勝)が『Dainese』公式YouTube/Instagram動画で、オートバイ走行についての自身の考察を語った。
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・意欲と才能について…
「意欲と才能と言うのは、諸々を際立たせてくれますね。子供がスポーツをすると言うのは良いことですよ…どのレベルにおいてもね。身体に良いし、生きるってことを教えてくれるでしょ。
ただ、トップクラスにまで上り詰めようと思ったら、とにかく意欲とか熱意が必要だし、心の底から好きじゃなきゃ無理だけどね。色々なものを諦めて、本当に好きなものを探っていかなければならないんですよ。
才能があるかどうかは…僕は、自分自身で分かるものだと思ってますけどね。もちろん、努力も必要だし、意欲もないことにはねぇ…とにかく、それが好きじゃないと駄目ですよ。
それなりのレベルにまで到達できる選手と言うのは、それが好きだからなんであって。レブロン・ジェームズはバスケットボールが好きなんだし、メッシはサッカーが好きでしょ。そうやっていくと、いずれ、上手くいくようになるんですよ。
自分の仕事が好きかどうかってことでね。朝、起きる時、無理やりベッドから這い出ていかなくっちゃならない時があっても、それはそれで良いもんなんですよ。
そうやって長いこと頑張ってると、頭一つ抜きん出てくるんですよ。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Moto.it』)
(Photo:Instagram)
ロッシが「キャリア序盤の時、この10年間と同じぐらい努力していたら…」って言った話は、『2021ヴァレンシアGPまとめ』でどうぞ!
富樫ヨーコさんが海外と日本人ライダーの違いでデターミネーションが違うと著書で書かれてたのを思い出した