『バスティアニーニ：2024年版ドゥカティ機は…2021年版に似てる』
★2月6〜8日、セパンサーキットでモトGP公式テストが行われた。
★エネア・バスティアニーニ（ドゥカティファクトリー）が、最終日テスト（8日）で3位だった。
★セパンは得意トラックで、去年は2023年版ドゥカティ機に苦戦しつつもレース優勝を決めた。
★バスティアニーニ選手が最終日テスト終了後、次のように話した。
【2024年版ドゥカティ機は走りやすそうで…】
「全体的には確実にポジティブですね…初日から順調に始められたんで。
1分56秒台が出せるなんて、ちょっと信じられないようなことで…こんな強い走りができるなんて、多分、皆、ビックリなんじゃないんですか。
でも、超ハイレベルなんで、本当に厳しいチャンピオンシップになるでしょう。
とにかく、良いベースで始められるかどうかが重要なんで…2024年版マシンは既に、かなり良い動きをしているようですよ。」
【首位〜3位までドゥカティ2024年版だが…マシンはさらに進化し、今年もドゥカティ天下になりそう？】
「そう焦らないで…。1周タイムはドゥカティ機の得意技だし、ペースに関しては他のドゥカティ機も接近してますからね。あと、他メーカー機も接近してるんだし。」
【でも、こう言うパフォーマンスが出せるなら、ちょっと安心？】
「ポルティマオテストにパニガーレ機で参加した時、落ち着いて楽しめたんですよ。去年のヴァレンシアテストの時から、伸びてきてるのが分かってたし。
今回は重要なことが確認できました。でも、他のサーキットでも試してみないとね。あと、チームとの息もばっちりなんですよ。」
【去年はピットボックス内での作業の方が大変だったの？】
「逆風の時は何をやっても大変だから…でも、うちのチームは決して諦めなかったですよ。当然、僕も諦めなかったし。
今は息がぴったりですからね。」
【2024年版カウルを使うことに決めたの？】
「今回、試したマテリアル全て、カタールで確認テストをしなければなりません。でも、正しい方向に進んでると思いますけどね。ポジティブな状況だし。
カタールでは最終的な仕上げ作業をちょっとする程度だと良いんですが…。」
【2024年版マシンは、どんな風に変わったの？】
「特にブレーキングですね…2021年版に近い感じなんですよ。
全てにおいて、ちょっとずつ良くなっていて…まぁ、ほんのちょっとですけどね。でも、1周完走すると違いが分かるんですよ。」
（参照サイト：『Moto.it』）
（Photo：Instagram）
乗りやすそうに見える。
他サーキットではどうなんだか？
ペッコ、マルティンも無双状態だし、あとはKTM次第ってとこだろうな。