『チェカ：ドゥカティファクトリーのマルケスはただの勝者ではなく、覇者となるだろう』
★カルロス・チェカ（52才）は1995年にホンダ機で最高峰クラス（500cc）参戦を始め、2004年にはヤマハファクトリーでヴァレンティーノ・ロッシのチームメイトだった。
2008年よりホンダ機でSBK参戦を始め、2011年にドゥカティ機でタイトルを獲得した。
★先日、チェカ元選手が以下のように話した。
【2025年からドゥカティファクトリーは、フランチェスコ・バニャイア＆マルク・マルケスになるが…】
「バニャイアがどう出るかですよね…今後も陣頭指揮を取っていくのならば、ちょっとリダーシップを取り戻さないとならないでしょ。
リーダー選手としての地位を確立するチャンスを逃してしまったわけで…今年、それが叶わなかったわけだから。
来年、マルケスとチームを組み、状況を好転させていけるのかどうか…まぁ、とにかく、世間がサプライズを期待してるってことは確かでしょう。
KTMのアコスタやビンダー、アプリリアのマルティン、ヤマハのクアルタラローもいるし、ヤマハからは新プライベーターも参戦する…ホンダだっているわけだが、ただ、彼らはまだ引き離されてますからね。」
【マルケス選手は活躍できそう？】
「ドゥカティファクトリーで初タイトルを獲得するのに、それほど時間はかからないと思いますけどね。
勝てる要素が重なり合ってるでしょ。ただの勝者ではなく、覇者になるような…そんな予想ができますけどね。
まぁ、ドゥカティ2025年機の出来ににも依るだろうけど…ただ、今年の走りを見る限り、他の選手らにとっては大変な存在になるかもねぇ。」
【ドゥカティ圧勝は今度も続きそう…？】
「今後は（メーカー間での）競争が見られるようになるはずですよ…これまでよりは見られるでしょう。
とは言え、ドゥカティ機とマルケスが頭一つ出てくるでしょうけどね。
マルケスの場合は、なんとしてでも勝つ！と言う意志が固そうだから…『ビクトリー星』行きのロケットシャトルを、既に予約済みって感じじゃないですか。小惑星でも通過しない限り、とにかく、頭の中は『勝利』の一文字だけでしょう。
そして、今、大きなチャンスを目の前にしてるんですからね…それを掴むために努力してきたんだから、全力でぶつかっていくでしょう。
今のマルク・マルケスは、2ヶ月間、なにも喰っていないライオンみたいなもんなんですからね。そんなライオンを野に放つのだから…どうなることやら。」
（参照サイト：『Mowmag.com』）
（Photo： Instagram）
