MotoGP

バニャイア『モルビデッリ2024年機については…言われたことを言っただけ』

『バニャイア:モルビデッリ2024年機については…言われたことを言っただけ』

★10月3日(金)、インドネシアGPのモトGPクラスでフランチェスコ・バニャイア(ドゥカティファクトリー)が、午前セッション(FP1)17位、午後セッション(PR)17位だった。

★金賞セッション後、バニャイア選手が次のように話した。

【結局、貴方はミザノテストでモルビデッリ選手の2024年機に乗っていたそうで…】
「僕は今シーズン中、できるだけ分かりやすい説明を心がけてきたんですが…ただ、あくまでもライダーなんで、操縦の方に集中すべきなんです。
技術的な問題に関しては、ジジ・ダッリーニャの方に訊くべきなんじゃないんですか。この件について、僕はもうこれ以上答える気はありません。
僕は、『(ドゥカティ側から)こう言うように』と言われたことを言ってるだけで…この手の話に関わる気はありません。」

【全て話せないことにストレスを感じる?】
「(笑)僕はライダーなんで…アルトゥール(ドゥカティの広報担当)に訊いて下さい。」

【では、午後セッション17位についての話題に移りましょう…】
「もう少し期待してたんですが…どうしてか、リアタイヤを上手く機能させられなくって。今のところ、けっこう大きな問題になってます。
変なんですよ…去年のマシンは本当に調子が良かったのに…特に、タイヤを速攻で機能させられてたんです。スプリントも決勝も、ドゥカティ5選手が上位に入ってたじゃないですか。
ところが、今年はどうしたことか…タイヤを100%機能させられなくって…原因を探らないと。」

【原因について、見当はついているの?】
「僕の方こそ知りたいですよ…ここのトラックは得意だったことはなく、常に苦戦してたんで。
あと、このリアタイヤのことも上手く消化できなくって…僕はトラックグリップが上がってくれなきゃ大変で、今日のように安定しない時は余計に苦戦してしまって…。
どうすべきか探らないと…去年は本当に上手くいってくれたんですが…ドゥカティ勢が圧勝してましたからね。ところが、今年は苦戦してしまい…まるでサンマリノGPの時みたいなんです。
問題点も同じで…茂木の時みたいな感じがないんですよ。」

【不安な気持ちになる…?】
「茂木の時のようなフィーリングで、グリップのみが問題なら心配しないんですが…フィーリング自体が違うんですよ。元に戻ってしまったような感じで。
マシンを止められず、グリップも活用できず…アクセルを早めに開けたり、コーナー進入で無理したりすると、リアから滑ってしまうんです。」

【今回は、貴方以外のドゥカティ選手も苦戦してるようで…】
「そうなんですよね…いつも、こう言う立場は僕だけだったんですが…(笑)。予選2進出は大変だと思います…一歩前進させないと。」

【手立てはあるの?】
「なぜ制限がかかっているかを探って、明日は違うことを試してみないと。去年の経験からすると、マシンに手を入れるべきではないでしょうね…入れても無駄だろうから。
明日はグリップも上がってるだろうし、とにかく、データ研究です。もうアルデゲルのは見たんですけどね…トラクションが物凄いんですよ。」

【タイヤはいつもと同じなのに…】
「去年と同じなんですが、上手く機能させられないんですよ。ソフトなら5周、ミディアムだと10周は走らないと上手くいかないんです。序盤ラップなんか、危ないって言ってもいいぐらいで…リアが滑ってしまうんで。
茂木の時の感触を取り戻せたら良いんですが…とにかく、チームが原因を探ってくれるでしょう。トラックに出たら、またマシンを止められなくなってたんで…ショックでした。
解決できると良いんですが…とにかく、グリップは上がってくれるはずなんで。」

【首位と1.256秒差…】
「今日のアプリリア&ベッツェッキは物凄かったから…あと、他の選手らも拮抗してたし。ドゥカティ勢はアルデゲル以外、皆、全体的に苦戦してましたね。」

(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram

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