『マルク・マルケス:ロッシとは挨拶し合う仲ではないが、二輪業界は僕ら2人を必要としてる』
★11月14〜16日、ヴァレンシアGPがリカルド・トルモ・サーキットで行われる。
★11月12日、マルク・マルケス(ドゥカティファクトリー)が、ポッドキャスト『El Larguero』で次のように話した。
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【弟アレックス選手のタイトル獲得のために、これまで貴方が取ったタイトルを1つ手放せと言われたら…?】
「もちろん、そうするでしょうね…まぁ、来年、(自分で)取ってくれたならもっと良いんだけど。
僕は僕のチームと一緒にタイトル防衛して行くし、弟も自分のチームと一緒に(総合2位を)守って行くでしょう…でも、これまで通り、一緒に努力して行きますよ。一緒に成長してゆくには、それがベストなんでね。」
【ヴァレンティーノ・ロッシの記録を更新することに固執している?】
「それぞれ、自分の考え方があるもので…僕は前に目を向けているんで。
僕が8回目のモトGPタイトルを取ったって、(ロッシは)気にしないと思いますけどね…正直な話、僕は興味ないです。
僕は僕の価値を認め、モチベーションを上げてくれる人に目を向けてるんで。」
【たまたま道で会ったりしたら…?】
「互いに挨拶とかはしないでしょうね。彼は僕を必要としてないし、僕も彼のことを必要としてないんで…でも、二輪レース業界は僕ら2人が必要だから。」
【来年のセパンテストに向けては?】
「想定外のことが起きない限り、90%参加の予定です。今は、ひたすら我慢の時で…今後の3週間が重要だから。骨が完全に癒着して、靭帯がしっかりくっついてくれないと。
100%の状態まで持って行くのは無理かもだけど、とにかく、セパンテスト参加が目標です。」
【ドゥカティとの現契約は2026年末に終了するが…2027年については?】
「今は何も決められないでしょ…ケガもしてるんで。でも、契約交渉の動きは早々に始まるでしょうね…2027年にはレギュレーションも変わるから、きちんと判断しないと。
どこのマシンがベストか…誰にもわからないだろうしね。リスクのあるチャレンジだけど、チャンスでもあるでしょう。冷静に全てを判断し、僕に合うプロジェクトを選ぶつもりです。」
[完]
(参照サイト:『Gpone』)
(参照サイト:『Corse di moto』)
(Photo:Instagram)





