Screenshot『メランドリ考察:兄マルケス去就、バニャイアの謎について』
★先日、マルコ・メランドリ(43才、2005年モトGP総合2位)が、伊サイトで次のように話した。
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【今年のモトGPシーズンについては…?】
「話すことは、それほどないでしょ…マルク・マルケスがレベルが一つ違うってことこを見せながら圧勝し、あいにくインドネシアでは転倒事故が起きてしまったけど、ある意味、あれはあれで良かったとも言えるでしょう。」
【良かったとは…?】
「もうヘトヘトだっただろうから…タイトル獲得やらなんやら、ずっと背負ってた重荷をおろしたかったんじゃないんですか。
(ケガにより)強制的にブレイクになったお陰で、来年のための英気を養えられるでしょう。」
【2026年シーズンの流れは既に決まってる感じ?】
「決まってない方が良いんですけどね…誰だって、最終戦まで手に汗握る白熱レースが観たいんだから。
まぁ、それほどサプライズはないでしょうけどね…相変わらず、マルクが頭一つ飛び抜けてるだろうから。」
【マルク選手と言えば、2027年にホンダ復帰の可能性はあると思う?】
「もう2年は今のままだと思いますけどね。と言うか、ドゥカティでキャリアを終えたいと思ってるんじゃないんですか。
ドゥカティ内の雰囲気や、作業の進め方なんかも分かり…しかも、要望は速攻で叶えてもらえるわけでしょ。
唯一、引退後のキャリア安泰って意味では、ホンダ復帰の可能性もあるだろうけど…そう言うものを求めてるとも思えないし。
だから、マルクは2027年もドゥカティ継続だと思いますけどね。」
【フランチェスコ・バニャイアについては、どう思う?】
「ペッコ(バニャイア)に関しては、まさに謎の状況でしょうね。ペッコの2025年シーズンについては、誰にも理解できないんだから…実際に参戦してた選手だって理解不能でしょ。
他の選手らとも話してみたけど…あるレースでは優勝し、あるレースではマシンの信頼感ゼロだなんて説明不能ですからね。
例えば、僕はドゥカティに居た時、ずっと苦戦してたじゃないですか…どんなに調子が良くても、せいぜい5位ってとこで…また、いつもの苦戦状態に戻ってしまうんですよ。
正直な話、2026年もこんな感じなんじゃないんですか…とにかく、マシンは今のままなんだから。」
【バニャイア選手は『ドゥカティでキャリアを終えたい』と明言しているが…】
「はたで見てる限り、(ドゥカティとバニャイアの)関係は少しづつヒビが入ってきてるって感じですけどね。以前が夫婦関係だとすれば、今はただの親戚レベルかなぁ…。
もう波長も合ってないようだし、限界を超えて頑張っていけるような強い絆はないんじゃないんですか。2026年末には離脱するように思うけど…まぁ、僕の思い違いかもしれないし…。」
【後任はペドロ・アコスタかもと、けっこう噂になっているが…】
「マルクと組んだら、あらゆる意味においてドリームチームでしょうね。
とにかく、ドゥカティは将来のことをしっかり考えていかないと…アコスタなんか、まだまだ若いってことを思えば、普通にベストチョイスでしょうしね。
若くて最強、野犬みたいに獰猛で…マシンにまたがったら全力疾走ですからね。既にKTM機で、そんな感じでしょ。
まぁ、アコスタなんかはベストチョイスだと思いますけどね…2027年に向けて、しっかり捕まえておかないと。」
【マルコ・ベッツェッキやアレックス・マルケスについては、どう思う?】
「アレックス・マルケスはグレジーニが第二の故郷って感じで、もう出たくないんじゃないんですか。
しかも、ジジ(ダッリーニャ)の方でもグレジーニに置いときたいでしょ…そうすれば、ドゥカティはプライベーターも強いってところを証明できるんだから。
まずは2023年機に乗って、次に乗った2024年機では強い走りを披露していた…アプリリアのベッツェッキも同様ですけどね。
ベッツェッキの成長ぶりは凄かったし、アプリリア機でグッと戦闘力を上げたと思いますよ。でも、この2人と比べても、マルクは頭一つ抜き出てるけどね。
とは言え、メインライバルは確実にアレックスとベッツェッキでしょうね。」
[ 完 ]
(参照サイト:『Gpone』)
(Photo:Instagram)





