モトGP『僕のスタイルには不向きのハードタイヤを強要された』
ムジェッロ戦を10位でゴールしたアルヴァロ・バウティスタ(グレジーニ)だが、走行テストでも予選でも常にモトGP機の最後尾を走り続け、決勝レースでは不調ベン・スピースのお陰でなんとか不面目は免れた。唯一の吉報は、今回を最後にバカンス突入と言うところか。
バウティスタ選手としては今回のフィーリング欠如について、ブリヂストンに強要されたハードタイヤのせいもあると見ており、同タイヤがマシンにもライディングスタイルにも不向きであったとしている。
バウティスタ選手のコメントは以下のとおり。
「今回のグランプリが終わってくれてやれやれです…初日からマシンに然るべき信頼感が得られなくって。何から何まで奇妙な感じで…他のサーキットでは常にトップグループ近くにいたのに、今回は反対で、強い操縦は一度もできなかった。原因としては…普段、僕らはソフトタイヤしか使わないんだけど、今回はレース用にハードを使うよう押されてたってこともあるでしょうね。で、無理にそれ用の作業を進めさせられて、あらゆることが厳しくなってしまってね…それに加えて、3度も転倒するは、ブレーキに深刻なトラブルが発生するは。決勝レースではフィーリングは皆無、リアにはグリップもなしでね。完走はしたけど、満足はしてません。
今、願うことは唯一つ…次戦以降、こう言う強要はされませんように…ソフトタイヤのままで作業させてもらえますように…うちのマシンやライディングスタイルに合ってる方が良いわけですからね。
チーム全体には感謝してます…今週末も山ほど作業をしてくれたんですから。ホームレースを心待ちにしていたスポンサーの皆さんのことを思っても残念です…結局、良い結果が出せなくって…。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2012年07月15日)
今回でマルコ・シモンチェッリ選手の喪が明けたと言うことで、マシンも昨年のホワイトカラーに戻っていただけに残念でした…
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久々にみたけどやっぱりホワイトがいいですね。
ゼッケンの色もライダーも違うのに、あのカラーを見ると
SICを思い出します。
少し前の話ですけどACミランのユニフォームにオリジナルでSIC 58をプリントしてもらいました。