『ヤマハ、SBKに随時復帰。2016年はトップライダー狩り』
★2015年、ヤマハがSBK復帰する。まだフル参戦ではなく、ワイルドカードで4〜5回参戦する予定で、マシンは、先頃、ミラノの『EICMA』でヴァレンティーノ・ロッシ&ホルヘ・ロレンソによって披露されていた『YZF-R1M』機。ライダーにはマックス・ノイキルヒナー(31才)とブロック・パークス(34才)が予定されている。なお、両選手はIDMドイツスーパーバイク選手権に、ファクトリー体制でフル参戦していく予定。
★2016年から、ヤマハはSBKでのフル参戦を予定しており、同プロジェクト代表のイタリア人マネージャーのアンドレア・ドゾーリが既にフル稼働で進めている。
★来年、ヤマハはドイツスーパーバイク選手権の他に、アメリカの『MotoAmerica』シリーズにも参戦する予定。同シリーズはウェイン・レイニー(1990〜92年ロードレース世界選手権500ccクラス総合優勝)がドルナ(モトGP&SBK運営会社)とコラボレートし、運営していく予定。同アメリカシリーズのライダーにはジョッシュ・ヘースが予定されており、当初、同選手はヴァレンティーノ・ロッシと共にヤマハSBK機のテスト走行に当たっていた。
★2016年にSBKフル参戦する際のライダーには、ヴァレンティーノ・ロッシの名前なども上がっているが、現在、ロッシ選手のチーフメカニックを担当しているシルヴァーノ・ガルブゼラ氏は次のように話している。
「私のようなスーパーバイク愛好者にとっては、ヴァレンティーノ(ロッシ)のSBK参戦は夢ですよね…ただ、まだまだモトGPクラスで強すぎるぐらいの状態なのだから、(SBK参戦は)かなり先の話になるでしょう。今のところ、ヴァレンティーノが考えているのは打倒マルク・マルケスだけで…SBK移籍は全く考えてませんね。」
★2015年よりアプリリア・グレジーニチームからモトGP参戦するマルコ・メランドリも、ヤマハSBK選手候補として名前が上がってきている。理由の1つは、メランドリ選手のアプリリアの契約が2015年末で切れるため、もしアプリリア・モトGP機に不満があるようならばヤマハSBKに関心を示す可能性があるから。
もう1つの理由は、アンドレア・ドゾーリ代表とメランドリ選手はモトGP時代のカワサキ・ハヤテから、2011年のヤマハでのSBKデビュー、そして翌年のBMW移籍に至るまでの長い付き合いであり、今年10月のSBKマニクール戦の際には、長時間に渡り話し合っていたから。
(2014年11月28日INSIDE SUPERBIKE記事参照)
あぁぁ〜メランドリ選手…SBKタイトル獲得が悲願ですからねぇ……
来年1年はモトGPのアプリリアで我慢して、2016年からSBK復帰を考えてたりしても…おかしくなさそうですなぁ。
ちなみに、メランドリ選手の先のヴァレンシア・モトGPテストについて、メルマガ『風聞〜イタたわGP』の方に色々と載せときましたんで、興味のある方はどうぞ♡
【14号 2014年11月27日 発行】
2014ヴァレンシアテストまとめ その1
メランドリ:マックス・ビアッジテストライダーに物申す
[amazonjs asin=”8859707692″ locale=”JP” title=”バレンティーノ・ロッシ 2015年カレンダー/(IM)/AA15-1011″]
モトGP機で我慢とはなんとも贅沢な。
メランドリはヤマハのSBK最終戦で勝ってるんですよね~
復帰はあるかも…
15R1…動画見るに…低速、低回転から滑らかそうで良さそう…ただシート高が一気にアップ!短足には…(泣)。