『ロッシ:良い出だし、このまま進む』
★9月25日(金)、アラゴン戦FP2で2位を獲得したヴァレンティーノ・ロッシのコメント。
【アッセンを抜かせば、今年最高の金曜日だったのでは?】
「そうですね。良い出だしになりました…テストでの作業のお陰もありますね。今年序盤、チームと一緒にうちのプライベートテストはアラゴンでやろうって決めてたんですよ…良いアイデアでしたね。今まで、いつもここでは苦戦してきてたんで。今回はすぐに良いセッティングで始められて…おかげでFP1で3位、FP2で2位でしょ。確かにホンダファクトリー組がセッション終盤でも柔らかめタイヤを履いてなかったけど…でも、僕のリザルトは満足ものでしたよ…ホルヘ(ロレンソ)の抜群タイムは度外視してね。でも、うちも前の方にいるんだし、それほど離されてもいないし…M1機も良い感じだし。ホルヘと互角マシンで戦うには、うちはブレーキングを伸ばしていかないと。あとちょっと何か足りないんですよね。それからタイヤ選択も重要になるでしょう…前も後ろも、固めかミディアムが使えるだろうから。あらゆる要素から検討していかないとね。」
【首位ロレンソ選手との0.683秒差は心配?】
「ホルヘは凄いタイムをだしてましたね。いつものことだけど、彼は1周タイムが最強だから。それに(ロレンソは)リアに新しいミイディアムタイヤを履いた時、まさに『タイムアタック』してたわけだし、僕の方は安定性とか…リアのミディアムで出せるリズムの方が気になってたんでね。理想タイムを見たら、うちはけっこう接近してたんですよ(※実際に0.4秒削っていた)。今のところは、それほど心配してないですね。とにかくホルヘは、ここ最近のレースで集中と迷いのなさって意味ではもう一歩前進してるんで…2014年はもっと揺れていたのに、今は常に100%ですからね。」
【ホンダファクトリー組のことは、どう見てる?】
「今日、常にトップだった絶好調ホルヘが許すなら、マルク(マルケス)とダニ(ペドロサ)は優勝候補だと思いますよ。今日だって最後にタイヤを換えていたら、かなり速くなっていたでしょう。」
【しかしマルケス/ペドロサ両選手ともコーナー進入でのマシンの問題を特に強調していたが…】
「そう?いいね、いいね…実際にそうあってくれると良いんですけどねぇ。いずれにせよ、タイヤ選択でかなり左右するでしょう…ホンダとヤマハはここのコースだと異なる選択ができそうなんでね。あっちは固めの方だろうし、こっちはミディアムでしょう。ただ、まだ分かりませんけどね…まだ早すぎるでしょ。」
【結局のところ、満足してる?】
「最初のフィードバックは確かにポジティブだったけど、満足した瞬間に4位になるから…ホルヘとホンダ組の後ろにね。僕もまだ伸ばしていけますよ…明日、彼らのレベルになれるかどうかが重要でしょうね。」
(2015年09月24日『Moto.it』記事参照)
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PPとは言わないが最前列・・・悪くても二列目・・・
正念場だゾっ!