モトGP『ストーナー爆弾発言“ロッシよりペドロサと戦う方が良い”』
ちょいと面白いコメントと共に、カタールの夜が更けてゆく(イタリアより2時間進んでいるので)。
またまたケーシー・ストーナー選手が、ヴァレンティーノ・ロッシ選手めがけ、微動だにせずに矢を放ってくれたのだ。
ストーナー・ペドロサ両選手が前人未到の域に達しようとしている今、ストーナー選手はチームメイトとの闘いについて語り始めた。
「戦う相手はヴァレンティーノじゃなくてペドロサだって分かってるんで、落着いた気分でいますよ。ヴァレンティーノの方がずっとアグレッシブだし、以前にも色々とやられてますから。あれは本当ならペナルティーものですよね。」
今日のフリー走行では9位に終わったロッシ選手の耳にも、このコメントは早速入っているのだが、にっこり笑って、軽く頭を振りながら、
「あぁ、そうですね、確かに。まったくもって、その通りで…。」と言いながら、ほんの一瞬笑みを浮かばせ、
「それで良しとしましょう。」と言い添えた。
今、とやかく言うのは無駄と言うことか。
理由は、ロッシ選手自身も言ってるように、
「今、僕は1秒遅れてるんですよ。ストーナー選手やペドロサ選手のことを考えてる場合じゃない。僕としてはトップ5入りを目指してるんでね。」
この記事を締めるに前に、アンドレア・ドヴィツィオーゾ選手のコメントを紹介しておかなければ。
「日曜日は気をつけてなきゃならないでしょうね。ここは、いつだって特殊なレースになるんだから。過激な走りになるコースなんでね。特に、スタートに気をつけなきゃ。だって、ここじゃ全員、『首つり』させられるようなもんなんだから。」
そう。ドヴィツィオーゾ選手は、なかなか良く状況を捉えている。ライダー達の緊張がぴりぴりと張りつめる予選前夜の状況をだ。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MotoSprint 2011年03月18日)
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ストーナー選手の爆弾発言1発目は
「まだ良くなります。今で、まだ80%ぐらいです。」
ってやつでしょうかね。