MotoGP

D.ペドロサ:再手術も有り、左腕が麻痺する危険もあった

モトGP『ダニ・ペドロサ、麻痺の危険もあった』

オートバイ世界選手権が、ライダーと言うよりは理学療法士らのための戦場になりつつある。
ランディ・ド・プニエやローリス・カピロッシらの怪我は治療中で、ヴァレンティーノ・ロッシの肩は常に話題の的となり、今度はダニ・ペドロサの鎖骨である…いや神経叢と言った方がいいのか。

ペドロサ選手がカタール開幕戦では左腕の力が入らず、ロレンソ選手に2位の座を奪われたのは記憶に新しいだろう。
2010年の茂木戦での転倒事故で負った怪我の後遺症なのだ。

バルセロナのデクシウス大学病院のXavier Mir医師が『motocuatro』で次のように話している。
「医学的な見地では、現在、ダニは回復に向かっていますが、ただ、時間を要します。
おもな問題は神経叢で、これが伸張して痛みや脱力、感覚麻痺の原因になっているんです。今週、ダニは理学療法を続ける予定ですが、ヘレス戦の後、鎖骨の再手術をする可能性も排除してはいません。ポルトガル戦に向けての回復を考慮してね。」

また同医師は、実はペドロサ選手は、
「日本戦での転倒事故の際、左腕が麻痺する危険があったんです。」とも明かしている。



(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Gpone 2011年03月30日





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