モトGP『 茂木GPに対しモトGPは “NO”』
先のル・マンGPではドルナ(オートバイ世界選手権の運営会社)のカルメロ・エスペレータ社長から、10月2日に予定されている茂木GPは90%の確率で開催されるだろうとの通達があった。もともと4月に予定されてた茂木GPは、日本を襲った地震・津波の影響で延期されていたのだ。
エスペレータ社長の通達に対し、ホルヘ・ロレンソ選手は咄嗟にこう答えている。
「僕は行きません。若いんだから危険は冒したくありません。」
続いてヴァレンティーノ・ロッシ選手のいぶかしげな声も上がった。
「ちょっと恐いですよね。行かない方が良いかと思いますが。」
問題とされている点は明らかで、地震により大損害を被り、放射線をまき散らしている福島原子力発電所から最寄り(120km)であると言うことだ。
その後、各チームらも行動を起こし始めた。
ドゥカティ・チームではヴィットリアーノ・グアレスキチームマネージャーに要望書を渡しており、ドゥカティ本社に向け《日本滞在にあたっての危険に関する専門的な見解》を求めている。
一方、ホンダHRC(茂木サーキット所有)のマネージャーであるリヴィオ・スッポ氏は、中本修平副社長と話し、茂木GPが開催される界隈の放射線量について第三者の見解を求めるよう提案している。
オートバイ世界選手権のパドック全体、要職にある技術者、外部企業からのフリーの専門家らが、今年の日本GPキャンセルに賛同しており、遠征しない意向を表明している。
ドルナ社が強行に開催を進めた場合、対立も生じかねないわけだ。
先週、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)のクロード・デニス氏が現地視察に赴いたのだが、科学的な評価報告などはなく、被害を受けたコースの修復具合を説明し、「茂木は通常の状態に戻っている」と伝えただけだった。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年05月20日)
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こう言う時、日本人の選手やスタッフの皆さんは
どうしてるんでしょうね…。
気持ちはわかるけど、ちょっと寂しい…クリックPrego
ビビリ過ぎな気はする・・w 2号機以外ではもう水素爆発の可能性が無いから、大量の放射性物質の飛散は考えられないし、風向き的にも茂木方面は危険性は少ない。
懸念があるとすれば以前爆発した時の放射性物質がコース全体にどれくらい降っていて、それがどの程度残ってるかじゃないかな。 それとて量的にはかなり少ないと思うけど。
結局は茂木とドルナで開催されない場合の補償問題を話し合って決めることになるだろうね。 こういう状態なら茂木側は東電からも補償を得られる可能性が高くなるから開催を無理強いする必要性も少ないとは思うけど。
この発言が公式なトップドライバーの発言とは情けない話です。
放射能に対する知識、科学的な専門家の見解も無くコメントしてしまう選手に失望します。
飛行機で移動するたびに被爆している事を選手にに教えてあげたい気分です。
放射能の被爆にしきい値は有りません。どんなに微量な放射能で被爆しても害は有ります。逆に今の日本人が何故 福島に居続ける方が疑問です。チェルノブイリ原発事故で強制移住させられた放射線量以上の数値を記録してるのに。ここまで、平和ボケしてるとは同じ日本人として情けない。
水爆に加工したら地球を10回以上破滅させるだけの核燃料がメルトダウンして、毎日毎日何テラベクレルちゅう放射能と放射線を吐き出し続けてる福島原発から120キロしか離れてない茂木にツナギ一枚でレースなんてやらしたらあかんやろ!鈴鹿に代替え出来ないなら今年は諦めるべし!
ここまでの日本政府とTEPCOの対応では、政府が出す数値や対応は、リビアの某大佐の和平宣言と同じくらいの信頼度しかなくても驚きません。欧州関係者の反応は想定内でしょう。
収束の道筋も見えない現在、胸を張り「まったく安全だから来てください」と断言できない以上は、ファンのはしくれとして大事なライダーや関係者に嫌な思いをさせてまで来てほしくないとも思いますね。
万が一、滞在中に何かあれば、1年どころか当分日本でGP開催がなくなる可能性すらあるのでは?
10代や20代前半のライダーであれば、不安はなお増すでしょうね。充分に集中してレースにのぞめるかも心配です。
上の方に同感で、東電に補償を求められる可能性も高いと思います。
個人としては、早期解決を求めて政治に関心を持つほうが、体調管理に人一倍敏感なライダーを感情的に責めるよりも建設的な行動かと考えます。
モテギ開催の最終決断は7月頭のムジェロ後になされるとのアナウンスが出ましたね。
選手や各国のメカニック・関係者に対し反論する事は私たち日本人の立場ではできませんよ。
専門家の判断を基に対応を進める政府からの情報が信頼できないのであれば、怖いと思われるのは当然の事だと思います。
「放射能に対する知識、科学的な専門家の見解」を連日のように詳しく報道されている我々日本人ですら、原子力発電を継続しようとしている、そっちの方がよっぽど情けないですよ。何故ドイツに出来て日本で出来ないのでしょう。お金の問題は理由になりませんよね。
「選手たちがビビリ過ぎ」なんじゃなくて、日本側が無用心過ぎなんじゃないでしょうか?
またいつか「想定外」の地震は来る事が(「仮に」1000年後だろうと)分っているのに、自分たちの世代が被害を受けそうも無い見積もりが立てば、自分の子孫の安全は関係ないとでも言うのでしょうか。
それ以前に今も連日のように余震が続いている状況で、どこにも「もう大丈夫」と彼らに胸を張って言える根拠はありません。
近代科学が普及してこんな初めての状況の中「もう地震は大丈夫」と決めてしまうなんて危機感が鈍っていませんか?
地震の理由(原発除いて)だけでも、きっとヨーロッパの彼らには怖く感じる事でしょう。
更に、人にはそれぞれ立場という物があり、守るべき人がある場合はより無難な判断をするものです。これも配慮してあげるべきです。
選手たちは自分が「走りたい」と言えば、スタッフ一同が自分に付いて来るという事をプロとして良く理解しているようです。
私自身も自分だけが行動する時と、自分の家族が伴う場合では結論に差が出てくると思います。
原発から60キロしか離れてないとこに住んでますが、だれが好き好んで原発から100キロちょいの場所でレースしたいんですかね。
私だら行きません。旦那も同意見。
(簡単には引っ越せない現実があるので動けませんが。)
マシンに貼られた日本を応援するステッカーは震災に対してのもの。
原発事故は人災だからこれは別の話と思います。