モトGP『ドゥカティ新シャーシの初撮影に成功』
ドゥカティではGP11.2(もしくはGP11.1.1?)の新シャーシ…通称『アルミ製シャーシのデスモセディチ』のデザインを人目に触れささないよう努めてきたが、遂にMEDIASETのTVカメラがその実体を捕らえてくれた。
最高の画像と言うわけにはいかなかったが、リアシリンダーをも包含し、シートフレームに接続するよう、フィリッポ・プレツィオージ氏(チーフエンジニア)が以前のチューブ式シャーシをヒントにしながら、より長く柔軟なストラクチャーに仕上げたことが見てとれる。
さて、新シャーシの謎は解けたが、新たな謎が生まれている。
ヴァレンティーノ・ロッシ選手が使用できるエンジン数についてだ。
チームスタッフの某氏によれば、ロッシ選手のマシンに7基目のエンジンが搭載されたのではないかと言う話で、つまり、もしそのマシンを走らせているならば、ロッシ選手はピットレーンからスタートしなければならなくなるのだ。
しかし、ドゥカティのヴィットリオ・グアレスキマネージャーはこれを否定しており、搭載されたエンジンは6基目であると明言している。7基目が搭載されたのはテストバイクの方だと言うのが、より信憑性を感じるが。それだと、ロッシ選手が転倒後に使用しなかった理由も説明がつく。
そうではないとしたら、明日はピットレーンからのスタートと言うことになってしまうが。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年09月17日)
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予選も調子悪かったし…踏んだり蹴ったりですかね…