モトGP『世界最速の飛行機』
インターナショナルなスポーツと言うことから、どこかロードレース世界選手権には大家族的な雰囲気が漂っている。
特にイタリアでは、ライダー、メカニック、もしくは単純なスタッフ等々、あらゆる役柄でもって多くの人間が集まってきているスポーツなのだ。
と言うわけで、昨日は同じオーストラリア便にイタリアのモトGP主要メンバーが同乗すると言う光景に出くわした。皆、次のレース開催地に向かっているのだ。当サイトのマッテオ・アーリョ記者が、この瞬間をカメラに収めないわけがない。
ヴァレンティーノ・ロッシは今シーズン2回目の表彰台獲得を目指して、得意のコースでもあるフィリップアイランドへと向かう。隣に座っているのは『心の友ウッチョ』ことアレッシオ・サルッチ氏。近くの座席にはダヴィデ・ブリヴィオマネージャー(ヤマハ時代のロッシの元チームマネージャーで、現在はロッシの個人スタッフらを仕切っている)の姿もあった。
そして同便には、最近、ヤマハTech3と契約を交わしたばかりのアンドレア・ドヴィツィオーゾ選手も乗り合わせていた。
10年連続でホンダで走ってきたフィリップアイランドも、今回が同メーカーでの最後となる。これまで同サーキットでは125ccクラスで2004年に1位、2007年に3位を獲得しているのだが、今回はチームメイトのペドロサ選手との総合3位争いに向け早々にマシンとのフィーリングを探っていかなければならない。
さて、次のレース開催地への飛行機では、どんな顔ぶれが遭遇することとなるのやら?
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2011年10月12日)
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いつでも、どこでも、片時も離れずロッシのそばにいるのはウッチョさんなんですね…
引き続き、ロッシの小指が回復してますように!クリックPrego