モトGP『カピロッシ:マルコ不在のパドックはきつい』
今回あのヴァレンシアGPはローリス・カピロッシにとって特別なものとなるはずだ。22年に及ぶライダー人生に(タイトル3回獲得:125cc2回、250cc1回)終止符を打つのだから。本来ならばお祭り騒ぎにでもなるところなのだが、先のセパン戦で亡くなったマルコ・シモンチェッリのことを思えば祝う気など誰にも起きないだろう。
「マルコのいないパドックってキツいもんですね。本当にみんな、寂しくなりますよ。誰もコースに降りたくなんかないんでしょうが、マルコのためにも、オートバイレースファンのためにも降りなきゃね。僕にとって最後のレースになるんですが、何をどう感じることになるのかいまだ分かりませんね。ただ、最高の形で挑みたいとは思ってます。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Motograndprix 2011年11月02日)
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いつも選手組合の委員長のようなカピロッシ選手なんですが、
なかなか言いにくい一言を代弁してくれますねぇ…