モトGP『ドヴィツィオーゾ:ラリーではロッシより上』
アンドレア・ドヴィツィオーゾが今年のスポーツ活動をポジティブに終えたようだ。ボローニャ・モーターショーで行なわれたラリー『Memorial Bettega』では2位の成績を獲得していた。
モトGPの方は総合3位となり、その後、ホンダからヤマハTech3へと移籍。今回は4輪でも才能豊かなところを披露し、2003年WRCチャンピオンのペター・ソルベルグ選手と最後まで渡り合い、同点決勝の末、破れている。
ドヴィツィオーゾ選手のコメント
「本当に楽しかったです。世界最速のラリー選手と勝負できるなんて思ってなかったんで、それだけでも名誉なことです。決勝まで行けたなんて最高だし、ソルベルグ選手と勝負できたなんてね。本音を言うと、負けてしまったのは残念なんですが。」
モンツァ・ラリーではWRC 制覇のセバスチャン・ローブ選手相手に2位となったヴァレンティーノ・ロッシ選手に負けまいと、今回、ドヴィツィオーゾ選手もフォード・フィエスタWRC RS 2011を駆って大奮闘した。そして、「ドヴィはロッシより上」とまで言う者さえ出てきた。冗談めかしながら、こんな挑発を口にするのはソルベルグ選手その人で、
「この若者(ドヴィ)はヴァレンティーノ・ロッシより優秀なラリー選手だね。」と。
Tech3移籍の成果のほどを窺うにはセパンテストまで待たねばならぬが、オートバイ世界選手権における最優秀イタリア人ライダーの地位に留まろうとするドヴィの決意も堅そうではないか。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事: Gpone 2011年12月12日)
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遂に『分析ライダー』の時代到来ですかね…
ドヴィツィオーゾ選手と言うと…時々、未来の解説者として期待してしまうのだけど…とりあえず、まだまだしばらく現役で頑張ってね!クリックPrego