MotoGP

『ストーナーの罪はただ1つ…それはロッシを破ったこと』:L.スッポ

モトGP『ストーナー、ヴァレを打ち破った罪』




ケーシー・ストーナーが2回タイトルを獲得したが、それにはリヴィオ・スッポマネージャーの…このモトGP昇格以来の良きアドバイザーのお陰も多少あるだろう。
現在、ホンダでマネージャーを務めるスッポ氏が『Riders』誌に次のように話している。
「2005年、気が変になるんじゃないかってぐらい彼の走りが気に入ったんですよ。ケモノじみてましたね。ドメニカーリ(ドゥカティ・コルセ代表)と二人で “あの若造を試してみよう” って口々に言い合ってね。」
そして、今年はドゥカティへの報復戦となったわけだ。
「2007年に(ドゥカティでストーナーが)タイトルを取った時は、電子制御システムやタイヤ、エンジンのお陰で勝てたんだって言われてね。あの当時のストーナーの罪はただ1つだけ。それはロッシを破ったってことです。  」

「あのシーズンは10レースで優勝し、エンジンの力を活かせないようなコースでも勝ってました。ヴァレンティーノのタイトル防衛なるかって言う見応えの多い年でね。彼より強いライダーがいるなんてことを誰も受け入れようとしてませんでしたから。」

今年、そのロッシ選手と共にドゥカティはモトGP参戦以来の最悪なシーズンを送った。
「私が受けた感触としては、ヴァレンティーノを抱え、パフォーマンスに甘んじなかったとでも言うか…つまり、普通の人間が、持っている可能性以上の物を望んだと言うことですかね。今年のように、ドゥカティがあれほど変更を繰り返すのは初めて見ましたね。」

その罪はストーナー選手にもある。その妥協なしのライディングスタイルでもって、限界点をまた上げてしまったのだから。
スッポ氏は次のように振り返ってみせた。
「2005年にはもうケーシーの父親と面識がありました。当時はルーチョ・チェッキネッロのチームのルーキーでね。驚異的でしたよ。肩の骨折で、その年の冬期テストに参加してなかったんですが、開幕戦では6位に食い込んで。2戦目ではPPスタートで5位、3戦目は2位でしたね。桁外れだってことに疑いはありませんでしたよ。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Sport MEDIASET 2011年12月13日




スッポさんと言えば…まだ禁煙が続いてるんでしょうかねぇ…



ストーナー選手、強いのは良いんだけど、でも本当に『独走一人旅』はやめてね…クリックPrego

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