モト3『ヴィニャーレス:パリス・ヒルトン抜きでアヴィンティア・レーシング』
マーヴェリック・ヴィニャーレス選手が昨年9月、2年契約にサインし、2012年シーズンもBQR(バイ・ケロセノ・レーシング)チームから参戦することとなったのだが、今年は『アヴィンティア・レーシング』と手を結び、モトGP(FTR/カワサキのCRT機で、イヴァン・シルヴァ&ヨニー・ヘルナンデス両選手)およびモト2クラス(フリアン・シモンの1台体制)にも参戦することを、BQRチームのラウル・ロメロ氏が明かした。
2009年のスペイン国内大会(CEV)よりBQRチームから参戦しているヴィニャーレス選手は(デビュー年に総合2位、2010年タイトル獲得)、今年のモト3のチャンピオン最有力候補であることに疑いはない。なんと言っても2011年の世界選手権125ccクラスデビューでは4回優勝(ル・マン、アッセン、セパン、ヴァレンシア)の総合3位、『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』だったのだから。
ヴィニャーレス選手はホンダ機をベースにしたFTR Moto M312機を駆ることとなり、まずはヴァレンシア・テストでホンダNSF250R機を試乗し、昨年11月には既にアルメリアでモト3機も走らせている。
昨シーズンと違うのは、アヴィンティア・レーシング(BQRの共同スポンサーと言うことだが)ではパリス・ヒルトン嬢のマスコミ効果には頼らないという点。ヒルトン嬢とは3年契約を交わしているのだが…。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:bikeracing.it 2012年01月12日)
これで…今年、ヴィニャーレス選手が勝てなかったりすると、やっぱりパリス・ヒルトンが勝利の女神だった…なんてことになるんでしょうかね…
頑張れヴィニャーレス、パリス・ヒルトンなしでも頑張れ!!クリックPrego