MotoGP

J.ロレンソ『GP2のPPより5秒遅かった』

モトGP『J.ロレンソ:残るはF1試乗だけ』




ロレンソ選手の自動車レース好きは以前からのことで、最近ではレーシングドライバーのハイメ・アルグエルスアリ選手とカートレースをしたり、その前も耐久レースやラリーに出場していたのだが、昨日はかなり大きな一歩を踏み出し、ヴァレンシア・サーキットにてバルワ・アダックスチームのGP2機を走らせていた。
ダッラーラ製シャーシにルノーV8エンジンを搭載した600馬力レーシングカーで、つまり、F1マシンの一歩手前と言った代物だ。これでロレンソ選手もF1マシンに乗ったなら、全レベルの4輪を制覇することとなる。ロッシ、ビアッジ両選手はすでに経験済なわけで、ロレンソ選手もチャンスに恵まれたなら決して逃したりはしないことだろう…。

ロレンソ選手は今回の貴重な体験に興奮しつつも、自身のタイムに満足しており、次のように話している。
「1分24秒9を出しました(2007年に同GP2機がレース参戦した際のPPタイムは1分19秒312)。M1機の時より7秒速かったし、午前中に走っていたハヴィ・ヴィリャ選手との差は1秒でしたね。3回スピンしてしまったけど、初めてにしては悪くなかったですよ。」

また、日頃慣れ親しんでいることとは随分と違ったそうで、こんな風にも言っている。
「グッとくる手応えでしたね。このコースで2輪だと時速310kmは出してるんですよ。4輪だと時速280kmだったけど、こうも地面に近いともっと速く感じますね。ブレーキングは乱暴な感じで…かなり遅くにブレーキをかけられるもんですから…ほとんどコーナー中盤ぐらい。2輪だと200m、4輪だと50mですね。」

ちなみに4輪転向の計画はないとのことなので、ロレンソファンの皆さんは心配無用。
「僕の仕事はモトGPであって、まだまだ長いことそうだと良いんですが。モトGPは3年前から情熱をかけてることだし、まだまだ何年もここで走り続けたと思ってるんですが。引退したら、まぁ、どうなるでしょうかね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 西語記事:Diario AS 2012年03月15日



別サイトの記事によればバルワ・アダックスチームのAlejandro Agagマネージャーはロレンソ選手について、
「15年前、2輪じゃなくて4輪を始めていてくれたなら、絶対、今頃はF1で活躍してたでしょうねぇ。」と言ってたそうですぞ。



ロレンソ選手、浮気しないで頑張ってね!クリックPrego

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