MotoGP

ロッシ、ヘレス6位『これがドゥカティの真の姿だ!!』

モトGP『ロッシ:今日の姿が真のドゥカティだ』




2月初旬のセパン、GP12機のお披露目後にヴァレンティーノ・ロッシがこんなことを言っていた。
「うちのパワーがどの程度のものかヘレスまで分からないでしょうね。向こうに行って初めて、心配しなければならないのか…それほどでもないのかが分かるでしょ。」
そのわずか2ヶ月後、セパンでの2回に渡るテストを経て、ヘレス3日間の最終日にその答えが…思っていたよりも良い答えが得られたのだ。最終タイムは6位、トップのストーナー選手との差は1秒弱…この結果は意義深い。
ロッシ選手はこう言う。
「これが、うちの真のパワーです。跳び上がって喜んでるわけじゃないけど、落ち着きはしましたね。セパンでの第2回テストでは、うちのパフォーマンスに関しては100%隠し立てのないものと言うわけじゃなかったですね。」

満足していると言うことになりますか?
「けっこう満足してます。良い仕事をしたし、クラッチロー選手とも大して離れていないし(編集部注:0.1秒弱)。タイムは悪くない…特に、GP12機では実際のところテストは7日間しかしてないことを思えばね。ドゥカティ陣ではトップになれたしね。」

チーム内での勝敗も重要なんですか?
根本的なものではないけど、尊重はしてますよ。常に、その点には集中できますからね。」

ヘイデン選手もまたまた良い速さでしたね。
「ニッキーは強い走りをしてるし、絶好調ですよね。僕らにとっては良い見本ですよ。」

今日の作業具合について聞かせてください。
「昨日やる予定だったのが雨のせいでできなかった所をやりました。1日潰れたのは、うちにとっては痛かったですね。まだまだ改善できたんですけどねぇ。




23日(金)は一体どうしたんですか?
「セパン第2回テストで犯してしまったミスのせいでね…間違った方向に進んでしまったんですね。それに気づいてマシンをフロントからリアに至まで改良し、その結果、良くなりました。昨日の雨で出した結果も、うちのウエットでのパワーを反映してなかったですね。」

今日、走ってる時の手応えはどうでしたか?
「また好みの操縦ができる…コーナー進入でフロントを信頼できる…思い切ったことができるような信頼感が得られた…って感じですね。」

しかし問題点はまだあるわけですが、最も憂慮されている点はどのあたりですか?
「劣化したタイヤで走った時のマシンの挙動ですね。タイヤが新しい時は色々と順調に行くんですが、摩耗してくるとリアがかなり滑り始めてアンダーステアが悩みの種になってくるんです。」

セットアップで全てを解消できますか?
「まだ分からないんですが、フィリップ・プレツィオージ(ドゥカティのゼネラルマネージャー)には話してありますから。1つ確かなのは、このマシンでシーズン通して戦ってゆくってことですね。

過ちから学ぶと言いますが、今回のオフシーズンでは何を学ばれましたか?
「一歩一歩進んで行かなければならないと言うこと…1ラップ1秒の差は1回何かしただけでは埋まりません。第1回テスト以降、自分らは革命的な発想をしているんだって信じてたけど、実のところは馬鹿なことをしてたってわけでね。集中し続け、混乱は避けなければね。」

カタール開幕戦に向けての予想は?
「全てが順調ならば、うちが狙ってゆけるのは今日のポジションですね。トップ3…ストーナー、ロレンソ、ペドロサ選手からはまだまだ遠いんですが、スピースやクラッチロー選手のレベルまで追いつけるよう、もう一歩前進しなければね。」


(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年03月25日)


宇宙のパワーをもらったんですかねぇ…


今度こそ本当にこのまま頑張れ!!クリックPrego

人気ブログランキングへ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

 

ITATWAGP | イタたわGP