モトGP『ペドロサはムジェッロまでにホンダ契約更改か?』
2013年に向けたモトGPパズルは、重要なピースがまた1つ、収まるべき所に収まろうとしている。
本日、『MotorCycleNews』が報じたところによれば、ダニ・ペドロサ選手のホンダ契約更改が近々に迫っており、おそらくムジェッロ戦までには正式に発表されるものと見られているのだ。
ホンダHRCの中本修平副社長が次のように話している。
「かなり良い手応えですよ、その件に関してはね。話し合いに上がってる内容の大部分において、合意に達してますから。
私の希望としては、最大でもムジェッロまでには正式に発表したいと思ってるんですが…ドゥカティやヤマハからダニに無茶なオファーが来てない限りはね。」
『カモミッロ(カモミール野郎)』こと、当のペドロサ本人は、今のところ、慎重な様子でこう語っている。
「ホンダとは今までもずっと良い関係できたわけだけど、現在、双方とも要求が高いんで。」
モトGPクラスではホンダ機でもって15勝を上げてきているわけだが、
「とにかく現在のところ、決定事項は何もありません。交渉を始めたってだけで、ただ、かなり具体的に可能性について議論してますが。」とも。
ペドロサ選手がこんな言い方で契約を少々有利に持っていこうとするのも当然で、アッセンGPのパドックで飛び交っていた噂によれば、ホンダからは現在の50%オフで契約が提示されていると言うのだ。
もちろんペロドサ選手としては金額を釣り上げたいところだが、無理が言えない立場でもある…ホルヘ・ロレンソがホンダHRC入りを承諾していたなら、今頃、荷物をまとめ始めていたところなのだから。
ホンダが『ルーキー・ルール(モトGPに昇格した初年度はワークスチームから参戦できない)』撤廃の後押しをし、マルク・マルケスHRC入りが決まったも同然な中、ダニ・ペドロサとの契約更改が決まれば、チーム編成も固まったと言うわけだ。
いまだナカモトがプロジェクトを見直し、ヴァレンティーノ・ロッシにRC213V機を差し出すかも…と期待している者の夢を壊すつもりはないのだが。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Omnicorse.it 2012年07月03日)
あっ、ちなみに記事内に出てきた『カモミッロ(カモミール野郎)』と言うのは、イタリアTV解説者が良く言うペドロサ選手のあだ名でして…由来は「優しい飲み物であるカモミール・ティーのような人」辺りでしょうか。
最近、ワインに目覚めたと言うペドロサ選手に、『覇気』注入クリックPrego
ムジェロまでに???以外、個人的には今年CSがチャンピオンを取れそうなのかどうかが鍵になるかなーと思っていたので
今年CSがチャンピオンをダッシュすれば、来年はMMの勉強時間で2014に取り戻せばなんとか納得のできそうな青写真かな~はどと、ゆえDPの契約は茂木ぐらいかと思っていましたHonda]も難しい選択なのでしょう、う~ん