モトGP『クラッチロー：ミスなしなら4位だった…ドヴィの方が加速が良いのが不思議』
今回のザクセンリンク戦でカル・クラッチローが、チームメイトのドヴィツィオーゾ選手やヤマハワークスのスピース選手と終盤まで競り合った末、8位でゴールした。
同3選手はレース中ずっとグループを組んで走行していたが、終盤第1コーナーでクラッチロー選手が大きく膨らみ脱落。すぐにコースに戻り、ブラドル選手およびドゥカティ3機のグループに加わり、最終的にヘイデン/バルベラ両選手を抜き、8位でゴールした。
カル・クラッチロー選手のコメント
「正直、がっかりしてます。うちには今日の結果以上の価値があったと思うんすよ。ミスったのはあんまり早くにアンドレアを抜こうとしたからじゃなくって…ロレンソ選手にくっついて行けるペースでもあったわけだしね。後ろでずっと待ちながら研究して、ラスト5周で攻撃に出ようとしてたんだけど、運悪く第1コーナーで飛び出してしまって。自分のミスだったんだけど、コースに戻れたわけだし、飛ばして飛ばして2つポジション挽回ができました。どうしてだか分からないんだけど、アンドレアの方がこっちのマシンより加速が良いような感じで…直線コースで速いんすよね。コーナーで捕らえようとしても、その後の直線でいつもゼロコンマ何秒か遅れてしまって。本当なら4位ってとこでしたけど…今日の表彰台はプレゼントでもしてもらわなければ無理でしょ。モトGPクラスの初表彰台を、目の前のライダーが転倒したから獲得できた…なんてのは絶対に嫌なんで。
トップ陣と競り合えるってところを、またまた披露できたわけだし。去年、ここじゃ散々で、14位ゴールだったから…まぁ、今日はかなりの高速ライダー2人と渡り合って、倒せるペースでもあったわけっすから。高速ラップタイムも3番目だったし、つまりそれって、どんなレースでも5位以内に入れるのに必要な速さはあるってことでしょ。」
（日本語翻訳：La Chirico / 伊語記事：2012年07月08日）
下の写真は、今回のザクセンリンク戦でのサイン会の一コマなんでしょうね…（画像はクリックすると拡大します）
《これを持ってりゃ、絶対にまだまだサインを頼んでくるって、みんな信じてるもんだから…》
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