モトGP『ロッシ:ドゥカティ残留は一つの賭け』
ムジェッロのアスファルトもヴァレンティーノ・ロッシニは特にこれと言った効果はなく、ただただ懸命に作業して、興奮もないまま第2フリー走行を9位で終えただけ。チームメイトであるヘイデン選手と0.8秒の差がついていることを思えば頭を抱えたくなるようなものだが、まぁ、何にでも理由はある。
「最速ラップを出した時はリアにハードタイヤを履いていて、それも既に20周回終わってるやつだったんですよ。他の選手は新品のソフトタイヤを使ってましたから。最終的には、そう悪いタイムじゃありませんよ。」と、ロッシ選手は強調する。
つまりソフトコンパウンドだったら上の方だったと言うことですか?
「確実とは言い難いんですが、試してみないうちには自分の力がどれぐらいか分からないんで…ただ、もっと速かったとは思いますが。」
初日はいかがでしたか?
「ちょっと厳しかったかな、特に午後が。電系システムがトラブってしまって、それにチャタリングね。リアタイヤの持続性を計るのにブリヂストンからロングランをするよう頼まれてたんだけど、振動があまりに酷くってピットに戻らざるを得なかったんですよ。」
原因は?
「タイヤのせいじゃなくって、フロントフォークの調整が違ったからじゃないか。今朝のセッティングに戻してみたら、もう起きなかったんで。」
プライベートテストの時と比べて、手応えはいかがですか?
「かなり近いですよ…あの時はかなり強い走りができて…ただ、ソフトタイヤを使ってたせいなんですが。今年始めより向上してきてることは分かったるんだけど、唯一の問題点は他所もそうだってことですよ。もう、向上しすぎ。」
今回のコースでの弱点は?
「コース後半で失速しすぎなこと…明日、いくつか改良点を試してみることになってるんです。ペースとしては悪くないし、ただゼロコンマ何秒か削って…決勝レースでは良いポジションでスタートを切れるかがポイントになりますね。」
タイヤ持続性について懸念してますか?
「それほどでも。今日は20周回してもリアタイヤがまだ好調だったんで、明日、もっと良く調べてみるつもりです…特に、アッセンの時みたいなトラブルが起きてないんでね。アッセンではタイヤ温度が最高潮に達してたけど、ここでは普通だし。ブリヂストンは代替タイヤとしてエクストラハードを用意しているけど、それを使うことになるとは思ってません。」
明日は新デザインのヘルメットですか?
「もちろん…かなり良い感じですよ。」
将来に向けてのメッセージ付きで?
「かもしれないですね。」
今回もアウディ首脳陣が観戦に来ていますが、プレゼントを贈れたら良いですね。
「特別なパフォーマンスができたら良いんですけどね。そう願います。」
話し合いを持たれる時間があるかもしれませんね。
「誰が来るのか知らないんで。来週以降、また会って、じっくり話し合う予定のはずなんで。」
(アウディの)シュタートラー社長が昨日、ドゥカティ買収を称してラブストーリーの序章と表現してましたが。ロッシ選手としてはどれぐらいですか?
「まだ、今後、続けて行くべく可能性について話し合わなければ。」
交渉における重要事項は?
「残留するには、僕が自身を持つ必要があるんです…状況が良くなるからとか、アウディのサポートでデスモセディチの問題点が全て解決するからと保証されてもね。一つの賭けですよ。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年07月13日)
先程、ロッシ選手がムジェッロのヘルメット物語ってことで、2つビデオを紹介しとりました!!
賭け事はほどほどに…クリックPrego
VRの来年のシートへの悩みは深く難し~ィィィィィい
にしてもVRヘルメットのデザイン真剣ですね今年のムジェロSPなのかな今年のDUCATに合わせた綺麗なカラーで欲しくなりました、でも以前agvヘルメット(2006ムジェロsp)を2個(使用用とオブジェ用)買ったのですが、私には内側パットの形状が合わず長時間かぶると耳が痛くなり2個ともオブジェになってしまい少々残念です、以来VRヘルメットはミニチャンプスの1/8サイズで満足してます、が心揺れます。