ロッシ選手の去就がワイドショー状態に沸く一方で、地味にスピース選手も話題になっておりまして…まずは先のラグーナセカーでの事故の一件ですな。ちょっと遡って記事をご紹介してみますね。
『スピース転倒はサスペンション破損が原因?』
☆ベン・スピース転倒は、コークスクリューコーナーで走行ラインを変えた際にマシンが斜めになり、TV画面では転倒の最初の瞬間から後輪がブロックされているように見えた。
☆モトGP機のソフトウェアは、通常のスリップ転倒の後、すぐに再スタートできるようレース中は何秒間かエンジンが止まらないようになっている。しかし今回は、まだマシンがアスファルト上を滑っている最中に、後輪がブロックされていたように見えた。
☆パドックの噂によれば、リアサスペンションの破損が原因で、コークスクリュー入口出口で失速することになったのではないかと…。
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOCORSE.com 2012年07月30日記事より抜粋]
で、下の映像が、まさにそのTV画面越し撮られたものなんですが…
そして、その後、事故の原因と本人のコメントが発表されまして…。
『スピース:転倒はスイングアームの技術トラブル』
☆転倒の原因はスイングアームの故障により、マシンがリアサスペンションを失った。
☆ベン・スピースのコメント。
「テスト時にハードタイヤを使ったようなグリップはなかったが、ラスト10周ではプッシュし始めていた。ドヴィツィオーゾ選手を引き離した後、コークスクリューの下の方で突然、マシンが勝手に行ってしまった。コントロール不能で、何もできなかった。最初は何かに衝突したのかと思ったが何もなかった。誰のせいでもない、ツイてなかっただけ。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年07月30日記事より抜粋]
これで一件落着かと思いきや…その後、スピース選手のファンクラブサイトからヤマハに対する批判の声があがり始めまして…。
『スピース・ファンクラブサイト:ヤマハが妨害したと批判』
☆『Ben Spies Official Fan Club』に、Art Spence氏による批判記事が掲載される。
☆記事概要
《マシン内部にピンセットを置き忘れる、スタートセッティングのミス(2011年ラグーナセーカ)、シャーシ破損(2012年カタール)、そして今回の欠陥スイングアーム等…アンラッキーと呼べる出来事が4度も起きているが、世界最高峰の2輪レース参加し、最高のエンジニア・メカニックを有するチームにしては奇妙なことだ。
今回の件は処罰を前提にし調査する必要があるのではないか。モトGPで使用されるスイングアームはこのような破損の仕方はしない。中国製の超格安スクーターではなく、ワークスチームのプロトタイプ機なのだから。これらがスポーツにおける努力・尽力を妨害する確固とした企てであると思うことに対し、反論できる者は皆無ではないかと思う。》
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年08月01日記事より抜粋]
いや〜、なんか本当にワイドショーみたくなってきてしまいまして…スピース選手としては、とにかく早くシーズン末に辿り着きたいって感じなんでしょうか…
さすがバカな癖にこういうときは賢く振舞うアメ公、話が飛躍しすぎ。
ベンベン側(含む支援者)からすると
ヤマハの陰謀を疑いたくなる気持ちも
理解できなくはないけど
ヤマハ側の立場でモノを考えてみりゃ
(仮に)ベンベンが嫌いで妨害したろ思ったとしても
バイクが壊れるような細工はしないよ。
だってそんなことしたら間違いなく
自分らの落ち度になるじゃん。
普通はもっと他の方法を考えるだろ。
バイクは良いのにベンベンが悪くて成績が出ない、
って方法をよ。
例えばケータリングに一服盛って食中毒に…
Σ(´゚д゚`)・・・ハッ!?
どこかの国のバトミントンじゃあるまいし、コンストラクター・メーカータイトルを争っているのに自分達が不利になるよなことは、しないでしょ。
ベンちゃんをドロップアウト・・・・・ベンかぁちゃんをドロップアウト・・・・・・Σ(´゚д゚`)・・・ハッ!?・・・・・・な訳ないですよねー。
なんか仕掛ける可能性はないだろうけど、色々言われても仕方ないでしょう、、、。
WSB時代のメカニックをそのまま引き連れてやってたと思いますが、やはりMOTO-GPとなると役不足なのでは?WSB時代もちょいちょい失敗してたようや気も。
悪いルーチンにはまる典型的なパターンですね、、06年のロッシも最近は決勝ではほとんどありえないエンジントラブルがあったりしましたからね。後半はヤマハでの有終の美を見せてほしいです。