さて、今回のアラゴン戦…ニッキー・ヘイデン選手のバリア激突にはザワッとしましたね…
とりあえず、あんまり見たくないんですが…まずはそちらの映像から。
そして、柵を飛び越えて行った後の写真がこちら。
幸い、大したケガもなかったようでして…今回も、スーツやヘルメットが良い働きをしてくれたんだそうですぞ。
んでは、ご本人のコメント!!
『へイデン:マシン損壊は残念だがスーツもヘルメットも良い仕事をしてくれた』
★アラゴンGP決勝レースの第2ラップ最終コーナーでフロントが切れ込み、バリアー後方に飛ばされたニッキー・ヘイデンに大きなケガはなかった。同選手はメディカルセンターに搬送され、その後、詳しい検査のためアルカニス病院へと移された。
★ニッキー・ヘイデンのコメント
「スタート時にかなりホイールスピンさせてしまったが、ロッシとレア両選手を抜くことはできた。リアブレーキの調子が100%とは言えず、多分、オーバーヒートさせてしまったせいだろう。トップグループにくっついて行こうとした際、最終コーナーでフロントが切れ込んでしまった。頭を打ったらどうしようと思い、ギリギリまでハンドルから手を離さなかった。マシンを壊してしまったのは残念だが、ヘルメットもライダースーツも良い仕事をしてくれて最高のガードをしてくれた。おかげで、あの衝撃でも身体は大丈夫だった。」
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:MOTOGRANDPRIX 2012年09月30日記事より抜粋]
おなじみ『Gpone』サイトの方では、ヘイデンコメントでこんな発言も入ってました。
「(フロントが切れ込んだ後、)マシンから振り落とされずには済んだが、もの凄いスピードでバリアに突っ込んでしまった。(Gponeより)」
そ、そ、それでですね…
こう言うことが起きると、すぐに安全面に不手際はなかったのかぁ〜?ってな話になるんですが…
早速、こう言う回答が出てきております。
『ウンチーニ:へイデンがミスを犯した』
★アラゴンGP決勝レース中、最終(第16)コーナーでコースアウトしたニッキー・ヘイデンはエスケープゾーンをそのまま走り続け、マシンごとバリアに激突。同選手はバリア後方に降り飛ばされたものの、意識はあり全身を動かすこともできた。特にケガはなく、快復中の手首も異常なし。脳に損傷もなく、現在は地元病院で受けた検査結果を待っている。なお、ヘイデン選手は昨日も同じコーナーで転倒している。
★今回の事故を受け、なぜバリア前にエアーフェンスが使用されていないのかと言う疑問が上げられており、それに対しドルナ・セーフティー部門のフランコ・ウンチーニ代表が回答している。
「エスケープゾーンは100m以上あり、現行の安全基準を遵守している。実のところ、ヘイデン選手が転倒しないよう…タイミング良くブレーキをかけようとして危険を冒していた。それが上手く行かず、激しい事故となってしまったのだ。来年に向け、同エスケープゾーンの舗装について検討してみようと思う。そうすれば、コースアウトした際の操縦にかなりの余裕が出るだろうし、スリップしても停止するのに充分なスペースが取れるだろう。」
★映像によれば、同エスケープゾーンはまず人工芝、砂利が敷かれており、その後、細いアスファルトレーンとなり、バリア手前には芝が幅広く敷かれている。
[日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:Gpone 2012年09月30日記事より抜粋]
いや〜まぁ、安全すぎるに越したことはないわけですからね!できることは何でもやっていただきたい!!
選手としては、最後の最後までレースに戻れるよう必死にマシンにしがみつくのが性(さが)なんだから。
あの、本当にヘイデン選手の具合は大丈夫だそうで、モバイルクリニックも太鼓判を押しとります。
『モバイル・クリニックの医師らによれば、ヘイデン選手の容態は大変良く、なんら重傷は負っていない。よほどの事がない限り、茂木GPに向けて日本に遠征するのに問題はない。(Omnicorse.itより)』と!!
そして、『Ducati Web Point』によれば、ご本人はこんな感じ!!