さてさて、合同テストも終わり、遂に今シーズンも終了したなぁ〜って感じですが…
お陰様で、ニュースはね、出てくるんですよ、それなりに、ずっと♡
まずは…ホルヘ・ロレンソ選手から…多分、これはミラノ『EICMA』に来てのコメントなのかな…
モトGP『ロレンソ:ロッシと共に、より強く』
★2013年、ヴァレンティーノ・ロッシと共にシーズンを戦っていくこととなったホルヘ・ロレンソのコメント
「ロッシ復帰はヤマハ、ロッシ本人、僕など皆にとって吉である。もっと強くなるようプッシュしてもらえるだろう。
ロッシは嬉しそうだ。ヤマハ機は扱いやすくソフトなマシンだし、絶対に強い走りをすることだろう。
ヤマハがロッシ選手を取ることにしたと言うことは、つまり、まだタイトル争いができる選手だと確信したからだろうし、報道面を考えればもっとマシンが売れるようになるだろう。
ペドロサ選手と僕がだいたい同格だが、ヴァレンティーノが加わってくることは確かだ。
(ドゥカティ機については)ここ何年間か、強い走りができたのはストーナー選手だけだった…多分、どこか上手くいっていない箇所があるのだろう。
あと2年は走り続けるつもりだが、その後のことはまたその時に考える。15才の時は何をやっても楽しかったが、その後はルーティンになってくるもので…シモンチェッリ選手の死は皆にとって大打撃となった。いつか自分にも起こることかもしれないと考えてしまう。ただ、危険がこのスポーツのある一面であることは承知しているが。」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月15日 Mediaset.it記事より抜粋)
あと2年って…それでもまだ27才じゃないっすか、ロレンソ選手…
ストーナー選手といい…早期リタイヤをしたい世代だったりするんでしょうかねぇ…
そう言えば…さっき、某イタリア人の知人と中須賀選手の話をしていたら…
「えっ、ナカスガってまだ31才なの?てっきり40才ぐらいだと思ってた…」なんて言ってましたが…
誰か他の選手と勘違いしてるんでしょうかねぇ…
あっ、でも、「じゃ来年、もしフル参戦したって全然大丈夫でしょ!」とも言っとりましたんで、ホントに、ぜひ実現して欲しいもんです!!
んでは、今回のヴァレンシア戦での中須賀選手の成績表…
まずはイタリア辛口サイト『Moto.it』から行ってみますか!
《中須賀克行(10点):確かに、ツイてはいた…状況に助けられはしたわけだが…しかし、ヤマハのテストライダーであり今年の日本SBKチャンピオンである中須賀選手は、少なくとも稀有と言っていい偉業を成し遂げたのだ。ただ単純に周回を重ね続けるだけのライダーでないことは、2011年ヴァレンシア(ロレンソ選手の代役として出走)および2012年茂木戦(ヘイデン選手にわずか0.1秒遅れて9位ゴール)で既に認知されていたわけで…ただ、表彰台に上がる姿には心底驚かされた。特に今回の功績は、いつミスを犯しても不思議ではないコースでそれをしなかったこと。素晴らしい。
(2012/11/12 Moto.it記事より抜粋)》
中須賀選手のだけ…と思っていたら、あら、ピッロ選手のところにも名前が出てる…
《ミケーレ・ピッロ(9点):ヴァレンシアのコースとは特別な因縁で…去年も似たような条件のもとモト2クラスで優勝していた。唯一巡ってきたチャンスを有効活用しきり、歴史に残るリザルト…つまり、CRT陣の最優秀リザルトを獲得したのだ。明日からは選手ではなく、ドゥカティのテストライダーとして走ることとなる…第二の中須賀克行になることを期待しながら。がんばれ。
(2012/11/12 Moto.it記事より抜粋)》
さて、次は得点の付け方が100点満点のスペインサイト『Motocuatro.com』から。
《中須賀克行(80点):ベン・スピース代役としてヴァレンシア参戦となったヤマハのテストライダーの名を知る者は少ないが、スピース選手が16戦かけて手に入れられなかったものを、たった1戦で獲得したのだ…それは表彰台。中須賀選手の が本職のライダーであることを証明した。ロレンソ選手と同様にウェットコースにスリックタイヤで走ることを決断した後は、転倒せずにマシンを無傷でピットに戻しただけではなく、強い走りで2位ゴールを果したのだ。モトGPクラスで日本人選手が表彰台に上がったのは、2006年オランダ戦での中野真矢選手(カワサキ)以来久し振りのことなのだから。間違いなく偉大な業績にふさわしい賞であり、ここ何年間かの仕事振りにはロレンソ選手も次のように話している。
「(彼のリザルトには)とても嬉しく思っている。素晴らしい人物であり、マシン開発作業の鍵となっている素晴らしいライダーだ。」(2012/11/13 Motocuatro.com記事より抜粋)》
本日、最後の記事はこちら。
『フェアプレイ』と言うと…どちらかと言うと今年は弟さんの方が印象的だったでしょうかねぇ。
あっ、いや、もちろんお兄さんもダーティーなイメージは皆無ですが。
モトGP『エスパルガロ兄弟にフェアプレイ賞』
★先のヴァレンシア戦後に行なわれた『Fim Awards 2012』で、アレックス&ポル・エスパルガロ兄弟に2012年フェアプレイ賞が授与された。なお、同賞には2010年9月5日ミザノ・サーキットで逝去した富沢祥也選手の名が冠せられている。
★サン・マリノ共和国、リミニ県、サンタ・モニカ・スパおよびドルナ社が毎年、故富沢選手を偲んで同賞の授与を行なうこととし、アレックス&ポル兄弟は2011〜2012年シーズンにおけるスポーツ精神に則ったふるまいが高く評価された。
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2012年11月15日 Gpone記事より抜粋)
この『Fim Awards 2012』の授賞式では、皆さん、けっこうラフなスタイルが多かったようで…
却って、きちんとタキシードを着ていたサンドロ・コルテセ選手なんかが珍しい感じでしたが…
エスパルガロお兄さんもネクタイ姿でフォーマルな感じでしたが、スペイン衣料ブランド『Pull & Bear』のこんなスタイルも様になってますねぇ…