まずは第1弾ドゥカティGP13が明らかになり、カウルにはメインスポンサーのロゴも光り輝いておりますが…
さて内情はと言うと…
『プラマックレーシング、新スポンサーShell』
★1999年からドゥカティとパートナーシップを組む『Shell』から、2013年シーズンには『オフィシャル・ファクトリー・サポートチーム』であるプラマックレーシングチームにもパートナーシップを拡充することが、本日、Wrooom開催中のマドンナ・ディ・カンピリョで発表された。
★モトGPに参戦するワークス/サポート両チームには、潤滑オイル『Shell Advance』と燃料『Shell V-Power』が供給される。
★グローバルブランドマネージャーのKar Tai Koh氏が、次のようにコメントした。
「ドゥカティエンジンの為に研究されたシェルの製品が両選手(ベン・スピース、アンドレア・イアンノーネ)とプラマックレーシングチーム全員に繁栄をもたらす事は疑いなく、これからが待ち遠しい」。
(日本語翻訳:MOKU / 伊語記事:2013年01月17日 Omnicorse記事より抜粋)
本当にShell AdvanceとShell V-Powerが使われてるのかと言う突っ込みはナシにして…
ドゥカティのゴブマイヤー氏、プラマックのグイドッティ氏のリップサービス(ここでは省略してます)も絶好調で、パートナーシップの絆が感じられますが…
しかし、その一方では…
『ロッシ不在、4スポンサーを失ったドゥカティ』
★新ライダーらに熱中していられるほど、ドゥカティ社は潤沢では無い。
★ヴァレンティーノ・ロッシが去った後、『Assicurazioni Generali』および『Enel』と言う非常に重要なスポンサーが抜けてしまった。両社合わせて、約6〜700万ユーロの価値があったのだ。
★それだけで収まらず、おそらく『Diesel』も降りるだろうし、さらにプラマックレーシングチームのカウルからは『Eni』のロゴも消える。なお、プラマックは『Eni』の商売敵である『Shell』とスポンサー契約を結んでいる。
★GP13はベン・スピースとアンドレア・イアンノーネとでカウルのデザインが多少異なる事になるだろう。スピースはニューヨークの投資会社『Ignite Asset Management』から100万ドルのスポンサー料を受け取っているのだ。
★非公式ながらドゥカティは、ヴァレンティーノ・ロッシがいなくても心配ないと答えている。
★これらドゥカティとの大口スポンサー契約は、2014年まで継続される。
(日本語翻訳:MOKU / 伊語記事:2013年01月15日 Gpone記事より抜粋)
Assicurazioni Generali(保険)、Enel(電力)、Eni(石油)はイタリアを代表するトップブランド。ドゥカティとしては、やはり涙目ですかね…。
さて一方、新スポンサーに満足しているモンスター・ヤマハのカウルデザインがどうなるか注目されます。
レプソル・ホンダは…あまり代わり映えしそうにないですしね。