MotoGP

ベン・スピース『同じ条件でも、やっぱりドゥカティ』:WROOOM 2013

さて、当然のことながらドゥカティ恒例イベント『WROOOM』に参加していたベン・スピース選手。
語る時は、みっちり語っとります!

モトGP『スピース:ドゥカティは心からの選択』

gpone-spies.jpg ★イタリアを愛し、1年のうち過ごし良い時期はコモにいるベン・スピース。2009年にはイタリアチームでもってSBKタイトルを獲得したわけだが…そのスピース選手が『WROOOM』イベントでのプレスカンファレンスで、次のようにに答えた。

「ドゥカティ・ライダーになるのは、僕にとっては完璧なシナリオですね。双方ともに報復合戦ってところでしょう。マシンのことだけでドゥカティにしたわけじゃない。この企業が持っている文化のおかげで、家族の一員だと言う気持ちになれるんですよ。望まれているんだと思わせてくれる。それに良いSBKマシンもある…将来的に乗れたら良いなと思ってるんですが。

【肩のケガについて】回復までに時間を要する…複雑な手術でした。リハビリを始めるまでに腱を完治っさせなければならなかったものですから。背中から肩、腕の筋肉もかなり落ちてしまって…今、取り戻してる最中なんですが、だいたい90%ぐらい動かせるようになってきましたね。ただ、10月からマシンに乗っていないんでね。マレーシアテストでトップになれないことは確実だろうけど、プログラムをこなすには充分な状態です。マシンのコツやチームの作業法を少しずつ学んでいくつもりです…タイムを気にしすぎてリスクを負わないようにしながらね。
散々なシーズンを終えたばかりで…20年のレース人生でこんなの初めてですよ。ただ、こう言うのもありなんだろうし。僕にとって重要なのは、ワークス選手としてのサポートを得て、勝てるチームに入ること。テレメトリ担当スタッフやトラックエンジニアは、もう随分前から僕と一緒にやってる顔ぶれで、契約の際に彼らを入れてくれるよう頼んだんですよ。チームとしては、もうワークスレベルですね。イアンノーネ選手がチームメイトだと言うのも有利な点の1つで、ルーキーとして100%新しい見通しを提供してくれるでしょう。マシンは一朝一夕では変わらないけれど、徐々に改善させていくことに関しては自信があります。同じ契約内容でも、やはりここを選んだでしょうね。

【ヤマハについては】問題も多かったけど、彼らには大変に敬意を抱いてます。友人もたくさんいるし、95%は良い人達ですよ…リン・ジャービスマネージャー然り、ナカジマ然り…常にフェアな対応をしてくれました。僕が揉めたのは上の方の1名だけで…ただ、それであそこを出ることになったんですが。マシンの戦闘力は間違いなしだったし…実際のところ、僕が移籍を決めたのだってスイングアームやエンジン、クラッチがトラブル前でしたから(編集部注:ラグーナセーカ、インディアナポリス戦)。僕がやり過ぎてしまって、酷い目にあったことも何度かあったし。他のどのシーズンと比べても、多分、倍は転倒したんじゃないかなぁ。もし技術的トラブルがなかったとしても良いシーズンを送れはしなかったでしょう…8位ぐらいだったんじゃないかなぁ。あらゆる面において酷いシーズンでした。マレーシアでケガしてしまったのはもったいなかった…ただ、あの辺で辺であんな風になるんじゃないかとは思ってましたが…それまで何度も転倒したのにケガなしで来てましたからね。」

(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年01月17日 Gpone記事より抜粋)


ふむふむ…それで、こちらが新マシン。

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さて、『WROOOM』イベントの写真が色々と出てますが…
おっ、ドゥカティ・ファクトリー&プラマック4選手が勢揃い…
って、けっこう小振りなステージなんですな…

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イアンノーネ選手たちとも和気あいあい!!

fb-ducati.jpg

地味にひっそり内輪で楽しんだりもしてるようですな。

《4人でちょっとアフタヌーン・ハイクに》



報復クリックPrego

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