あ〜さてさて、スズキモトGP復帰の件が話題になっとりますな。
正確に言うと、ドルナが言ってきてる『既存チームを利用せよ』ってのが話題になってるんですが…
ヤマハテック3の伊達男ポンシャラルマネージャーが、一言物申しております。
モトGP『スズキ問題、チームはドルナを支持』
★先週、カルメロ・エスペレータ(ドルナCEO)が、「スズキが2014年モトGP復帰を希望しても、直接エントリーする権利はない。」と発言。さらに、F1同様に既存チームとのコラボ、もしくは買い取ってモトGPに参戦するシステムにしていく意向だ。
★モトGPチーム協会代表エルヴェー・ポンシャラル(ヤマハテック3マネージャー)が『MCN』サイトで、エスペレータ氏の意向を支持している。
「モトGPのグリッドのために実現可能な最高の解決案に思えますが。数年前から押してた案で…我々は過半数になるぐらいの人数はいるが、メーカーのプレッシャーのせいでなかなか合意に達せなくてね。
F1では上手くいってるシステムでしょ…グリッドも安定するわけだし、メーカーから直接のサポートを受けてないチームも生き残っていける。だからこそ、同案があればLCRやグレジーニ、アスパーなんかのチームを生かしていけるって思ったんですよ。例えば、仮にアスパーがスズキと2年契約を結んで…その後、スズキが撤退したとしても、他のメーカーと組んで続けていけるかもしれない。いつの日かBMWやカワサキ、アプリリアなんかがモトGPはどうかなと考えた時も同様…わずかなリソースで30機をグリッドに並べるなんてことは不可能でしょうからね。
SBKでのカワサキを見てくださいよ。当初は『Paul Bird』と組んで、今はスペインチームとやっている。技術面に関してはカワサキが保証し、チーム運営は既存チームに任せることにしたわけだ。それであんな好リザルトも出して(2013年トム・サイクスが総合2位)…プロジェクト全般に目を光らせながらね。
」
(日本語翻訳:La Chirico / 伊語記事:2013年01月29日 Omnicorse.it記事より抜粋)
類似記事が『Motoblog.it』の方にも出てたんですが…
スズキに対するポンシャラルマネージャーの考えが詳しく出てますな。
《5年頑張って、それに報いることができず…その後はライダーも1名体制になり…。ルーキールールは支持したものの例外を求め、最終的には色々と便宜を図ってもらいながらも撤退してしまった。
今回の解決案はスズキにとっても助けになるでしょう。ゼロから始めるともなれば、オフィスやトラック等々用意せねばならず、どっさり金をかけねばならなくなる…現時点では、おそらく厳しい話でしょう。チームや人材に関しては選択権があるわけだし。(2013年01月29日 Motoblog.it記事より抜粋)》
あぁぁ…こうなるとやっぱり、ぜひ、ファウスト・グレジーニさんやルーチョ・チェッキネッロさんら他のマネージャーの話も聞いてみたいもんですな。
スズキの話も聞いてみたいクリックPrego